特許
J-GLOBAL ID:201103048116320696

電界強度推定装置、方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 花村 泰伸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-092862
公開番号(公開出願番号):特開2011-223486
出願日: 2010年04月14日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】受信点の電界強度を精度高く推定する。【解決手段】基準電界強度計算部10は、第1フレネルゾーンが大地により遮蔽されない受信点の基準受信高hbを計算し、その受信点について、都市減衰領域内の回折損失、リッジ損失及び回折損失をマスクして回折損失Lf、リッジ損失Lr及び位相損失Lθを計算する。高さ補正部20は、補正テーブルを用いて基準電界強度Ehbを受信高h2の受信点における基準電界強度Eh2bに補正する。都市減衰計算式生成部30は、実測値DBから所定の条件を満たす実測データを抽出し、抽出実測データを用いて遮蔽物係数SH及び実測減衰量ATTreを計算し、都市減衰計算式を生成する。都市減衰計算部40は、都市減衰計算式を用いて都市減衰Γを計算する。電界強度計算部50は、基準電界強度Eh2bから都市減衰Γを減算し、電界強度Eh2を計算する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
送信点から放射される電波の実効輻射電力、周波数、並びに送信点の位置を特定するための緯度、経度及び高さの各データを含む送信点情報と、受信点の位置を特定するための緯度、経度及び高さの各データを含む受信点情報と、所定距離毎の土地利用区分を示す土地利用データと、所定地点毎の標高値を示す標高データとを用いて、前記受信点の電界強度を推定する電界強度推定装置において、 前記受信点の電界強度を推定する際に基準となる基準電界強度を求める基準電界強度計算部と、 前記土地利用データ及び標高データを用いて、前記受信点から送信点までの間の所定領域における土地利用区分を抽出し、前記所定領域において送信点から受信点への電波を遮蔽する遮蔽物の割合を遮蔽物係数として求め、前記遮蔽物係数及び所定の都市減衰計算式を用いて、都市減衰を求める都市減衰計算部と、 前記基準電界強度から前記都市減衰を減算し、前記受信点の電界強度を求める電界強度計算部と、を備え、 前記基準電界強度計算部は、 前記受信点を基準にして前記送信点へ向けた所定範囲の領域を、都市減衰領域として判定する都市減衰領域判定回路と、 前記送信点情報に含まれる実効輻射電力、及び、前記送信点と受信点との間の距離に基づいて、自由空間電界強度を求める自由空間電界強度計算回路と、 前記送信点受信点間の伝搬路から前記所定範囲の都市減衰領域を除いて回折損失、リッジ損失及び位相損失を求め、前記自由空間電界強度から、前記回折損失、リッジ損失及び位相損失を減算し、前記基準電界強度を求める損失計算回路と、を備えたことを特徴とする電界強度推定装置。
IPC (2件):
H04B 17/00 ,  G01R 29/08
FI (2件):
H04B17/00 C ,  G01R29/08 Z
Fターム (4件):
5K042BA11 ,  5K042CA02 ,  5K042DA19 ,  5K042EA13
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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