特許
J-GLOBAL ID:201103048199852830

アルミニウム、マグネシウムおよびマンガンを含む排水の排水処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-174885
公開番号(公開出願番号):特開2011-206757
出願日: 2010年08月03日
公開日(公表日): 2011年10月20日
要約:
【課題】 アルミニウム、マグネシウムおよびマンガンを含有する硫酸酸性の排水から、マンガンを選択的に除去する排水処理方法の提供。【解決手段】 硫酸酸性排水に酸もしくはアルカリを添加し、pHを4.0以上6.0以下に調整して脱アルミニウム後液とアルミニウム澱物とに分離する工程と、アルミニウム澱物にスラリー化溶液を加えてスラリーを形成し、次いでアルカリを添加して9.0以上9.5以下にpH調整したpH調整後アルミニウム澱物スラリーを形成する工程と、脱アルミニウム後液にアルカリを添加してpHを8.0以上9.0以下に調整し、次いで酸化剤を加えて酸化中和した酸化中和後スラリーを形成する工程と、アルミニウム澱物スラリーおよび酸化中和後スラリーを固液分離する工程を経て、アルミニウム、マグネシウム及びマンガンを含有する硫酸酸性排水からマグネシウムの沈殿を抑制して脱マンガン排水を得る排水処理方法。【選択図】図7
請求項(抜粋):
アルミニウム、マグネシウム及びマンガンを含有する硫酸酸性排水から脱マンガン排水を得る排水処理方法であって、 下記の(1)〜(5)の工程を経て、マグネシウムの沈殿を抑制してマンガンを沈殿、分離した脱マンガン排水を得ることを特徴とする。 記 (1)硫酸酸性排水に酸もしくはアルカリを添加して、排水のpHを4.0以上6.0以下の範囲にpH調整することにより、前記硫酸酸性排水を脱アルミニウム後液と水酸化アルミニウム澱物とに分離する工程。 (2)前記(1)の工程で得たアルミニウム澱物にスラリー化溶液を添加してスラリーを形成し、次いでアルカリを添加して、pHを9.0以上9.5以下の範囲とするpH調整を行い、pH調整後アルミニウム澱物スラリーを形成する工程。 (3)前記(1)の工程で得た脱アルミニウム後液に、アルカリを添加してpHを8.0以上9.0以下の範囲へのpH調整を行い、次いで酸化剤を加えて酸化中和した酸化中和後スラリーを形成する工程。 (4)前記(3)の工程で得た酸化中和後スラリーを固液分離し、マンガン澱物と脱マンガン排水とに分離する工程。 (5)前記(2)の工程で得たpH調整後アルミニウム澱物スラリーを固液分離し、水酸化アルミニウム澱物と濾液とに分離する工程。
IPC (7件):
C02F 1/64 ,  C22B 23/00 ,  C22B 3/04 ,  C22B 3/44 ,  C02F 1/58 ,  C02F 1/72 ,  C02F 11/00
FI (8件):
C02F1/64 ,  C22B23/00 102 ,  C22B3/00 D ,  C22B3/00 R ,  C22B3/00 Q ,  C02F1/58 K ,  C02F1/72 Z ,  C02F11/00 Z
Fターム (39件):
4D038AA08 ,  4D038AB61 ,  4D038AB66 ,  4D038BA04 ,  4D038BA06 ,  4D038BB13 ,  4D038BB16 ,  4D038BB18 ,  4D050AA12 ,  4D050AB55 ,  4D050BB01 ,  4D050BB02 ,  4D050BB20 ,  4D050BD06 ,  4D050BD08 ,  4D050CA13 ,  4D050CA16 ,  4D059AA03 ,  4D059BE01 ,  4D059BE16 ,  4D059BF14 ,  4D059BK12 ,  4D059CA28 ,  4D059EB05 ,  4K001AA02 ,  4K001AA07 ,  4K001AA16 ,  4K001AA19 ,  4K001AA38 ,  4K001BA02 ,  4K001BA19 ,  4K001BA21 ,  4K001DB03 ,  4K001DB14 ,  4K001DB23 ,  4K001DB24 ,  4K001JA01 ,  4K001JA02 ,  4K001JA03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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