特許
J-GLOBAL ID:201103050177248933

電動パワーステアリング装置およびこれに用いられる電動機駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-060751
公開番号(公開出願番号):特開2011-194914
出願日: 2010年03月17日
公開日(公表日): 2011年10月06日
要約:
【課題】駆動電圧の飽和により生じる電動機のトルクリップルを抑制し、所定のトルクを維持して軽快な操舵フィーリングを実現する。【解決手段】q軸目標電流設定手段21は、操舵トルクセンサTSからの操舵入力信号と車速センサVSからの車速信号とに基づいてq軸電流指令値を生成する。このq軸電流指令値とフィードバックされたq軸実電流とが加算されたq軸電流(トルク電流)によって電動機8は所定のトルクを発生する。一方、d軸補正電流設定手段38aは、電圧飽和度算出手段から出力された電圧飽和度(デューティ比=電動機の駆動電圧/電源電圧)に応じて界磁弱め電流(d軸電流)を設定する。これにより、電圧飽和度が高くなったときは、所定のトルク電流で一定トルクを維持したまま、電圧飽和度を下げることにより電流の歪み(高調波成分)が低減でき、トルクリップルが抑制される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
運転者の操舵入力に応じて操舵アシスト用の電動機を駆動制御する電動パワーステアリング装置であって、 前記操舵入力の大きさを検出する操舵入力検出手段と、 前記操舵入力検出手段からの信号に基づいて、前記電動機のトルク電流を設定するトルク電流設定手段と、 前記電動機の界磁を弱めるための界磁弱め電流を設定する界磁弱め電流設定手段と、 前記トルク電流設定手段によって設定されたトルク電流および前記界磁弱め電流設定手段によって設定された界磁弱め電流に基づいて前記電動機を駆動制御する電動機駆動制御手段と、 前記電動機駆動制御手段の電源電圧に対する前記電動機の駆動電圧の比率で定義される前記電動機の電圧飽和度を算出する電圧飽和度算出手段とを備え、 前記界磁弱め電流設定手段は、前記電圧飽和度算出手段によって算出された電圧飽和度に応じて界磁弱め電流の値を設定することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (5件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  H02P 6/10 ,  H02P 21/00 ,  H02P 27/04
FI (4件):
B62D6/00 ,  B62D5/04 ,  H02P6/02 351G ,  H02P5/408 C
Fターム (60件):
3D232CC22 ,  3D232DA15 ,  3D232DA23 ,  3D232DA63 ,  3D232DA64 ,  3D232DA65 ,  3D232DC01 ,  3D232DC02 ,  3D232DC33 ,  3D232DD02 ,  3D232DD10 ,  3D232DD17 ,  3D232EA01 ,  3D232EC23 ,  3D232EC24 ,  3D232GG01 ,  3D233CA02 ,  3D233CA03 ,  3D233CA04 ,  3D233CA13 ,  3D233CA16 ,  3D233CA21 ,  5H505AA16 ,  5H505BB04 ,  5H505CC04 ,  5H505DD08 ,  5H505EE30 ,  5H505EE41 ,  5H505EE49 ,  5H505GG04 ,  5H505HA09 ,  5H505HB01 ,  5H505JJ24 ,  5H505JJ25 ,  5H505JJ29 ,  5H505LL01 ,  5H505LL22 ,  5H505LL38 ,  5H505LL41 ,  5H505LL58 ,  5H505LL60 ,  5H560AA10 ,  5H560BB04 ,  5H560BB12 ,  5H560DA10 ,  5H560DB20 ,  5H560DC03 ,  5H560DC12 ,  5H560DC20 ,  5H560EB01 ,  5H560EC01 ,  5H560RR01 ,  5H560SS02 ,  5H560TT11 ,  5H560TT15 ,  5H560UA05 ,  5H560XA02 ,  5H560XA12 ,  5H560XA13 ,  5H560XA17
引用特許:
審査官引用 (4件)
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