特許
J-GLOBAL ID:201103050609226430

開閉装置用操作機構の緩衝装置およびその注油方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-234881
公開番号(公開出願番号):特開2011-080566
出願日: 2009年10月09日
公開日(公表日): 2011年04月21日
要約:
【課題】開閉装置用操作機構において、小型で制動特性の変化が少なくエネルギー効率の良い緩衝装置とその注油方法を提供する。【解決手段】外シリンダ11と内シリンダ12の内部にピストンロッド15と第1ピストン13を配置し、作動油24の体積変化を吸収するための第2ピストン14を配置する。また、ピストンロッド15を遮断位置に復帰させるための第1復帰ばね18を設けると共に、第2ピストン14を加圧して作動油24を高圧室25に戻すための第2復帰ばね20を設ける。さらに、緩衝装置10内部の空気を真空ポンプで抜いておき、脱気しておいた作動油24を注入する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電気的接点を含む移動体を、開と閉の位置間に往復駆動させることで開閉装置の開閉動作を操作する操作機構に用いられる装置であって、開閉装置の動作の終端付近にて前記移動体の速度を減少させる緩衝装置において、 中心軸を同じにする外シリンダおよび内シリンダが設けられ、 前記内シリンダの内側には第1ピストンが、前記外シリンダの内側には第2ピストンが、中心軸を同じにしてそれぞれ摺動自在に配置され、 前記第1ピストンおよび前記第2ピストンに対しピストンロッドが摺動自在に配置され、 前記第2ピストンには前記外シリンダと前記ピストンロッドとの摺動部分にパッキンが固定され、 前記ピストンロッドの端部には前記第1ピストンの移動範囲を規制するための第1復帰ばね受けが嵌着され、 前記内シリンダの端部と前記第1復帰ばね受けの間には第1復帰ばねが配置され、 前記外シリンダの内側には中心軸を同じにする第2復帰ばね受けが固定され、 前記第2ピストンと前記第2復帰ばね受けの間には第2復帰ばねが配置され、 前記ピストンロッドと前記第1復帰ばね受けとの間には前記第1ピストンの摺動動作によりその一端が開閉される油帰還路が形成され、 前記内シリンダには軸方向に貫通孔が複数開口され、 前記内シリンダの端部にはパッキンを有するプラグが固定され、 前記プラグは前記操作機構の駆動部分に連結され、 前記外シリンダ、前記内シリンダ、前記プラグ、前記第2ピストンおよび前記ピストンロッドで囲まれた空間により高圧室が形成され、 前記高圧室には作動油が封入され、 前記操作機構の駆動に伴い、前記ピストンロッドが前記高圧室内に押し込まれることで前記高圧室内の前記作動油が圧縮され、制動力が発生するように構成されたことを特徴とする開閉装置用操作機構の緩衝装置。
IPC (4件):
F16F 9/18 ,  F16F 9/32 ,  F16F 9/48 ,  H01H 33/42
FI (5件):
F16F9/18 ,  F16F9/32 H ,  F16F9/32 L ,  F16F9/48 ,  H01H33/42 H
Fターム (9件):
3J069AA54 ,  3J069CC09 ,  3J069CC13 ,  3J069DD34 ,  3J069DD38 ,  3J069EE19 ,  3J069EE52 ,  5G028AA08 ,  5G028EB08
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 開閉器の操作装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-030854   出願人:安川コントロール株式会社, インフリッヂ工業株式会社
  • 特開昭60-155001
  • 油圧緩衝器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-092382   出願人:株式会社ショーワ
審査官引用 (3件)
  • 開閉器の操作装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-030854   出願人:安川コントロール株式会社, インフリッヂ工業株式会社
  • 特開昭60-155001
  • 油圧緩衝器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-092382   出願人:株式会社ショーワ

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