特許
J-GLOBAL ID:201103052574487912

画像処理装置およびそれを備える画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-110010
公開番号(公開出願番号):特開2000-307863
特許番号:特許第3737311号
出願日: 1999年04月16日
公開日(公表日): 2000年11月02日
請求項(抜粋):
【請求項1】画像を入力する画像入力手段からの画像を構成する画素の入力濃度値が与えられ、入力された画像に対して補正曲線を用いた階調補正処理を施す階調補正処理手段を備え、 前記階調補正処理手段は、前記入力濃度値に対する前記補正曲線上の補正値を与え、階調補正処理が施された画像を画像出力手段に与える構成である画像処理装置において、 入力濃度値に対する補正値の予め定める変化を示す基準補正曲線を記憶している基準補正曲線記憶手段と、 入力濃度値の範囲内で相互に間隔を空けて指定された入力濃度値である複数の指定濃度値XPi,XPi+1にそれぞれ対応して、該指定濃度値XPiに対する前記基準補正曲線上の補正値YB(XPi)と、該指定濃度値に対する補正曲線上の補正値YP(XPi)との差であり、前記基準補正曲線を基に予め設定された補正量であって、前記画像出力手段の固有の出力特性に基づいた補正量である第1の補正量を記憶している補正量記憶手段と、 前記画像出力手段が出力する画像の画素の濃度の入力濃度値に対する予め定める変化を示す目標特性曲線を記憶している目標特性曲線記憶手段とを含み、 前記階調補正処理手段は、 階調補正処理に用いる補正曲線の作成のために、 (a)前記指定濃度値XPi,XPi+1に対する補正値YP(XPi),YP(XPi+1)を、前記指定濃度値XPi,XPi+1に対する前記基準補正曲線上の補正値と前記指定濃度値XPi,XPi+1に対応する補正量とを加算して算出し、 (b)前記指定濃度値XPi,XPi+1両端とする区間である第1区間ΔXPi内にある前記補正曲線の形状を、前記指定濃度値に対する補正値YP(XPi),YP(XPi+1)を両端とする区間である第2区間ΔYBi内にある基準補正曲線の形状を濃度値軸に平行な方向Xに伸長または圧縮した形状と一致させる補間演算によって、前記指定濃度値以外の入力濃度値に対する補正値を算出し、 前記第1の補正量の決定時に、 (c)前記各指定濃度値XPiの画像パターンに、前記基準補正曲線を用いた階調補正処理を施し、 (d)階調補正処理された各指定濃度値XPiの画像パターンを、前記画像出力手段によって出力され、 (e)出力された各指定濃度値の画像パターンの濃度YMiを、前記画像入力手段によって読取らせ、 (f)読取らせた濃度YMiを前記目標特性曲線と比較し、比較結果に基づいて第1の補正量を決定し、 前記指定濃度値の画像パターンの読取られた濃度が、前記画像入力手段が読取りを誤り易い予め定める濃度範囲外にある場合、該濃度を用いた補正値の算出を行い、 前記指定濃度値の画像パターンの読取られた濃度が前記濃度範囲内にある場合、該濃度を用いた補正値の算出を停止することを特徴とする画像処理装置。
IPC (2件):
H04N 1/407 ( 200 6.01) ,  G06T 5/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
H04N 1/40 101 E ,  G06T 5/00 100
引用特許:
審査官引用 (6件)
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