特許
J-GLOBAL ID:201103054362005783
電動機駆動装置、これを用いた電動パワーステアリング装置、及び、プログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-037153
公開番号(公開出願番号):特開2011-176908
出願日: 2010年02月23日
公開日(公表日): 2011年09月08日
要約:
【課題】正常な電動機駆動部だけでの電動機駆動を実行できる小型かつ安価で信頼性の高い電動機駆動装置を提供する。【解決手段】3系統の電動機駆動部を備える電動機駆動装置において、判定制御部は、電動機の駆動開始前に電動機駆動部の故障検出処理として処理A、処理Bを実行する。処理Aで異常と判定された第1系統の電動機駆動部は、電源リレーがオフされて電力供給が遮断されるとともに処理Bが中止されるため、マイコンの処理負荷を軽減することができる。正常系統である第2系統および第3系統では、両方の処理Bの終了を待って、電動機の駆動が開始される。ある系統での電動機の駆動と、別の系統での故障検出処理とが同時に実行されることがないため、プログラムが簡素となり、信頼性が向上する。さらに、複雑な演算量が減少するため、判定制御部を小型で安価なマイコンで構成することができる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
直流電源と、
前記直流電源の電力を交流電力に変換する複数のインバータ部、及び、該複数のインバータ部から電力を供給されて電動機を駆動する複数の巻線組とから構成される複数の電動機駆動部と、
電動機の駆動を開始する前に前記複数の電動機駆動部について第1番目から第m番目までのm(mは自然数)個の故障検出処理を順に実行可能であり、前記故障検出処理についての正常または異常を判定して前記電動機駆動部への電力供給を制御する判定制御部と、
前記直流電源から前記複数の電動機駆動部への電力供給を遮断可能な電力供給遮断手段と、
を備え、
前記判定制御部が、前記複数の電動機駆動部のうちのいずれかの電動機駆動部が異常であると判定したとき、
前記電力供給遮断手段は、異常と判定された前記電動機駆動部への電力供給を遮断し、前記判定制御部は、異常と判定された前記電動機駆動部について以後の前記故障検出処理を中止することを特徴とする電動機駆動装置。
IPC (3件):
H02P 5/74
, B62D 6/00
, B62D 5/04
FI (3件):
H02P7/74 J
, B62D6/00
, B62D5/04
Fターム (30件):
3D232CC38
, 3D232CC48
, 3D232DA15
, 3D232DA63
, 3D232DA64
, 3D232DA65
, 3D232DC31
, 3D232DE09
, 3D232EA01
, 3D232EC22
, 3D232GG01
, 3D233CA03
, 3D233CA16
, 3D233CA20
, 3D233CA21
, 3D233CA31
, 5H572AA03
, 5H572BB07
, 5H572CC02
, 5H572DD02
, 5H572FF06
, 5H572HA09
, 5H572HB07
, 5H572HC07
, 5H572JJ03
, 5H572JJ17
, 5H572KK05
, 5H572LL24
, 5H572MM09
, 5H572MM11
引用特許:
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