特許
J-GLOBAL ID:201103054516351450

エンジンの排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-181590
公開番号(公開出願番号):特開2011-032970
出願日: 2009年08月04日
公開日(公表日): 2011年02月17日
要約:
【課題】システムコストの安価なリキッドオンリ型の尿素水インジェクタを使用可能とした上で、尿素水と排ガスとを良好に混合してNOx浄化性能を向上できるエンジンの排気浄化装置を提供する。【解決手段】ケーシング11の上流側端面11aにインレットパイプ10aを接続し、これよりも上流側端面11aの中央寄りに尿素水インジェクタ15を固定する。ケーシング11内を隔壁12により区画して上流側を噴霧室13とし、下流側にはSCR触媒19を収容する。尿素水インジェクタ15のノズル15bを噴霧室13内に臨ませ、ノズル15bの噴射軸線Lと一致するように噴霧室13内に多数のスリット18を備えた混合パイプ17を配設し、隔壁12を介して混合パイプ17内をSCR触媒19側と連通させる。インレットパイプ10aから噴霧室13内に導入された排ガスをスリット18を経て混合パイプ17内に流入させ、ノズル15bから噴射された尿素水と混合する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
排気流通方向に延びる筒状をなして排気上流側の端面にインレットパイプの下流端が接続され、該インレットパイプを経てエンジンからの排ガスを内部に流入させるケーシングと、 上記ケーシング内を排気上流側の噴霧室と排気下流側の触媒収容室とに区画する隔壁と、 上記ケーシングの触媒収容室内に収容され、アンモニアを還元剤として排ガス中のNOxを選択還元するアンモニア選択還元型NOx触媒と、 筒状をなして上記ケーシングの噴霧室内に配設され、一端を該ケーシングの上流側端面に向けると共に、他端を上記隔壁を介して上記触媒収容室内に開口させ、上記インレットパイプから上記噴霧室内に流入した排ガスを内部に導入して上記触媒収容室側に案内する混合パイプと、 上記ケーシングの外部で上流側端面に固定されると共にノズルを上記噴霧室内に臨ませて上記混合パイプの一端と対応させ、該混合パイプ内の軸線に略沿うように上記ノズルから尿素水を噴射する尿素水インジェクタと を備えたエンジンの排気浄化装置において、 上記尿素水インジェクタは、上記ケーシングの上流側端面において上記インレットパイプの接続箇所よりも該上流側端面の中央寄りに配設されていることを特徴とするエンジンの排気浄化装置。
IPC (3件):
F01N 3/08 ,  F01N 3/28 ,  B01D 53/94
FI (4件):
F01N3/08 B ,  F01N3/28 301C ,  F01N3/28 301V ,  B01D53/36 101A
Fターム (27件):
3G091AA02 ,  3G091AA10 ,  3G091AA18 ,  3G091AA28 ,  3G091AB04 ,  3G091BA01 ,  3G091BA14 ,  3G091CA17 ,  3G091EA01 ,  3G091EA07 ,  3G091EA08 ,  3G091EA09 ,  3G091EA17 ,  3G091HA09 ,  3G091HB01 ,  4D048AA06 ,  4D048AB02 ,  4D048AC04 ,  4D048AC10 ,  4D048BB02 ,  4D048CA01 ,  4D048CC61 ,  4D048DA01 ,  4D048DA02 ,  4D048DA08 ,  4D048DA09 ,  4D048DA10
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る