特許
J-GLOBAL ID:201103054859618886

広い分子量分布のための重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-510510
公開番号(公開出願番号):特表2011-521070
出願日: 2009年05月20日
公開日(公表日): 2011年07月21日
要約:
重合反応装置内において反応装置の温度勾配、反応装置のポリマー濃度勾配、モノマー濃度勾配、触媒濃度勾配およびそれらの組み合わせを用いて連続均一重合系内で広い分子量および/または組成分布を有するポリマーを生産する方法を提供する。このような方法は、一般に狭い分子量および組成分布を有するポリマーを生産するメタロセン触媒およびその他のシングルサイト触媒を利用する場合に、特に適切である。【選択図】図4
請求項(抜粋):
均一重合系内で、広い分子量および/または組成分布を有するポリマーを連続的に製造する方法であって、 (a)1つ以上の原料入口ポートを備えた管状、ループ状または攪拌型タンク反応装置を提供する工程; (b)前記1つ以上の原料入口ポートを通して、前記反応装置に、 1)1つ以上のモノマー; 2)1つ以上の触媒系; 3)任意の1つ以上のスカベンジャ; 4)任意の1つ以上の希釈剤または溶媒;および 5)それらの組み合わせ を含む1つ以上の反応装置原料流を供給する工程であって、 -前記反応装置が、前記重合系の固体-流体相転移温度より高い温度にあり、また前記重合系の曇り点圧力を10MPaより下回らず、1500MPa未満である圧力にあり、 -前記反応装置用重合系は、その高密度流体状態にあり、かつ 前記1つ以上のモノマー、 存在する任意の希釈剤または溶媒、 存在する任意のスカベンジャ、および 前記ポリマー生成物 を含み、 -前記1つ以上の触媒系が、1つ以上の触媒前駆体、1つ以上の触媒活性剤および任意に1つ以上の触媒支持体を含み、前記1つ以上の触媒前駆体が、メタロセン触媒、非メタロセン金属中心ヘテロアリールリガンド触媒および後期遷移金属触媒よりなる群から選択される工程;および (c)前記反応装置内で、均一流体相ポリマー・モノマー混合物を含むポリマー反応装置流出物を形成する工程であって、 -前記反応装置内の温度勾配が15°C超であり、 -前記温度勾配が、前記反応装置の長さの5%における前記反応装置内の温度から、前記反応装置出口ポートにおける前記反応装置内の温度を減算したものとして定義され、かつ -前記ポリマー生成物のMw/Mnが2.3超である工程 を含むことを特徴とする方法。
IPC (2件):
C08F 10/00 ,  C08F 2/01
FI (2件):
C08F10/00 ,  C08F2/01
Fターム (28件):
4J011AA05 ,  4J011AB02 ,  4J011AC03 ,  4J011FA02 ,  4J011FA05 ,  4J011FA06 ,  4J011FB05 ,  4J011FB13 ,  4J100AA02P ,  4J100AA03P ,  4J100AA03Q ,  4J100AA04P ,  4J100AA04R ,  4J100AA15P ,  4J100AA16P ,  4J100AA19P ,  4J100AA21P ,  4J100CA03 ,  4J100CA04 ,  4J100CA05 ,  4J100DA04 ,  4J100FA08 ,  4J100FA10 ,  4J100FA18 ,  4J100FA19 ,  4J100FA28 ,  4J100FA41 ,  4J100FA47
引用特許:
審査官引用 (4件)
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