特許
J-GLOBAL ID:201103055814308718

分子の選択的励起方法およびこれを用いた同位体分離方法、同位体分析方法、分子の選択的励起装置、同位体分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 堀 城之 ,  前島 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-220818
公開番号(公開出願番号):特開2011-067754
出願日: 2009年09月25日
公開日(公表日): 2011年04月07日
要約:
【課題】質量差がわずかである複数種の分子中においても、特定種の分子に対して選択的励起を行う。【解決手段】励起エネルギーを横軸にして各エネルギー準位(回転準位)を表示することができる。図2中の斜線部で示されるような、分子Xの回転準位に対する励起エネルギーに同調し、P1〜P14で示された狭い複数の帯域をもつ櫛形スペクトルの電磁波をこの分子Xに照射した場合を考える。この櫛形スペクトルをもつ電磁波を用いることによって、分子Xを順次高いエネルギーの準位へ遷移させることが可能である。一方、分子Yのエネルギー準位は、この櫛形スペクトルとは同期しない。ゲートはY4〜Y7、Y12〜Y15の2つの領域であり、分子Yにおいては、このゲートを挟んだ回転準位間の遷移は不可能である。従って、例えばY1→Y15への遷移も不可能である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
励起光を気体に照射し、当該気体中における特定種の分子を選択的に励起する、分子の選択的励起方法であって、 前記特定種の分子及び前記気体中における前記特定種以外の分子それぞれにおける複数の回転準位に対応した複数の励起エネルギーが含まれるように予め設定されたエネルギー範囲内において、 前記励起光のスペクトルを、複数の帯域からなる櫛形スペクトルとし、 前記エネルギー範囲内に存在する前記特定種の分子の全ての励起エネルギーは前記複数の帯域に含まれるが、前記エネルギー範囲内に存在する前記特定種以外の分子の励起エネルギーには前記複数の帯域に含まれないものがあるように、前記複数の帯域を設定する、 ことを特徴とする、分子の選択的励起方法。
IPC (2件):
B01D 59/34 ,  B01J 19/12
FI (2件):
B01D59/34 B ,  B01J19/12 B
Fターム (6件):
4G075AA03 ,  4G075BA10 ,  4G075CA24 ,  4G075CA36 ,  4G075EB31 ,  4G075EB33
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-086815
  • 同位体分離装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-171276   出願人:株式会社東芝
  • 同位体分離方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-283188   出願人:株式会社東芝

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