特許
J-GLOBAL ID:201103057671405701

一方向クラッチ内蔵型回転伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小山 武男 ,  小山 欽造
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-089048
公開番号(公開出願番号):特開2001-271853
特許番号:特許第3652207号
出願日: 2000年03月28日
公開日(公表日): 2001年10月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 回転軸の端部に固定する内径側部材と、この内径側部材の周囲にこの内径側部材と同心に配置した筒状の外径側部材と、これら内径側部材の外周面の軸方向中間部と外径側部材の内周面の軸方向中間部との間に設け、この外径側部材が上記内径側部材に対し所定方向に相対回転する傾向となる場合にのみ、これら外径側部材と内径側部材との間での回転力の伝達を自在とする一方向クラッチと、この一方向クラッチを軸方向両側から挟む位置で上記内径側部材の外周面と上記外径側部材の内周面との間に設け、この外径側部材に加わるラジアル荷重を支承しつつこれら内径側部材と外径側部材との相対回転を自在とする1対のサポート軸受とを備えた一方向クラッチ内蔵型回転伝達装置に於いて、上記外径側部材の軸方向中間部に、その軸方向両端部に直径方向内方に延出する1対の円輪部を有するクラッチ用外輪を内嵌固定すると共に、これら両円輪部の互いに対向する内側面を、それぞれ上記一方向クラッチを構成するクラッチ用保持器の軸方向両端面に近接対向させており、このクラッチ用保持器の内周面の一部を上記内径側部材の外周面に直接、若しくは他の部材を介して凹凸係合させる事に基づき、この内径側部材と共に回転自在とし、且つ、上記クラッチ用保持器の軸方向端部にこの内径側部材の外周面に向け突出する状態で設けた凸部を、この内径側部材の外周面に全周に亙って形成した段差面若しくはこの内径側部材の外周面に嵌合固定した部材の軸方向端面と、同じくこの内径側部材の外周面に全周に亙って形成した他の段差面若しくはこの内径側部材の外周面に嵌合固定した上記他の部材の軸方向端面との間に配置すると共に、上記凸部の軸方向の厚さ寸法をAとし、上記段差面若しくは部材の軸方向端面と上記他の段差面若しくは他の部材の軸方向端面との間隔をBとし、上記クラッチ用保持器の両端面と上記両円輪部の内側面との間隔をそれぞれCとした場合に、C>B-Aの関係を満たす事により、上記クラッチ用保持器の軸方向の変位を規制して、このクラッチ用保持器の軸方向両端面が上記両円輪部の内側面と接触するのを防止した事を特徴とする一方向クラッチ内蔵型回転伝達装置。
IPC (2件):
F16D 41/06 ,  F16H 55/36
FI (2件):
F16D 41/06 B ,  F16H 55/36 Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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