特許
J-GLOBAL ID:201103058654552748

油圧緩衝器の減衰力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-374910
公開番号(公開出願番号):特開2003-172393
特許番号:特許第4059664号
出願日: 2001年12月07日
公開日(公表日): 2003年06月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 シリンダ内に挿入した中空ピストンロッドに支持したピストンによりシリンダ内に油室を区画し、 前記ピストンロッドに前記ピストンの両側の油室を連通可能にするバイパス油路を形成し、 前記ピストンロッド内に、第1の減衰力調整ロッドと、該第1の減衰力調整ロッドの外周の第2の減衰力調整ロッドを進退自在に設け、 前記ピストンロッドの基端部に固定した取付部材に、該ピストンロッドの軸線と交わる方向に、前記減衰力調整ロッドを進退させる第1のアジャスタ装置と第2のアジャスタ装置を設け、前記バイパス油路の第1の開口部の開口面積と第2の開口部の開口面積のそれぞれを調整可能にした油圧緩衝器の減衰力調整装置において、 前記取付部材に前記ピストンロッドの軸線と交わる方向に形成した貫通孔を設け、該貫通孔の一側に設けられ前記第1の減衰力調整ロッドを軸方向に進退させる第1のアジャスタ装置と、該貫通孔の他側に設けられ前記第2の減衰力調整ロッドを進退させる第2のアジャスタ装置とを有し、第1のアジャスタ装置と第2のアジャスタ装置を同軸の貫通孔に同軸配置したものであり、 前記第1のアジャスタ装置は、 前記貫通孔に固定した第1のハウジングと、該第1のハウジング内に回転自在に設けた第1のアジャスタと、該第1のアジャスタと同一軸上に配置されて該第1のアジャスタに回転係合するとともに前記第1のハウジングの内周に螺合し、前記第1の減衰力調整ロッドを進退させる円錐状のカム面を形成した第1の調整子と、を備え、 前記第2のアジャスタ装置は、 前記貫通孔に固定した第2のハウジングと、前記第1のアジャスタと同一軸上に配置されて該第2のハウジング内に回転自在に設けた第2のアジャスタと、該第2のアジャスタに螺合するとともに前記第2のハウジングに対して回り止めされ、前記第2の減衰力調整ロッドを進退させるテーパ状のカム面を設けた第2の調整子と、を備えることを特徴とする油圧緩衝器の減衰力調整装置。
IPC (1件):
F16F 9/44 ( 200 6.01)
FI (1件):
F16F 9/44
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 油圧緩衝器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-072965   出願人:株式会社ショーワ
  • 油圧緩衝器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-073016   出願人:株式会社ショーワ

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