特許
J-GLOBAL ID:201103059180017370
ばね機構を有する緩衝バルブ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件):
蔵田 昌俊
, 河野 哲
, 中村 誠
, 福原 淑弘
, 峰 隆司
, 白根 俊郎
, 村松 貞男
, 野河 信久
, 砂川 克
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-529899
公開番号(公開出願番号):特表2011-501798
出願日: 2008年10月15日
公開日(公表日): 2011年01月13日
要約:
本発明は、緩衝装置の減衰室間の媒体流の圧力を調整するためのバルブに関わっており、この媒体流は、バルブハウジング中で軸方向に移動可能なバルブ部分の、減衰媒体圧力によって生じる力均衡によって調整される。減衰媒体圧力は、減衰媒体流に応じ、強ばねと弱ばねとから成るばね機構の作用に抵抗して前記可動のバルブ部分に作用する。前記弱ばねは、薄い円板の形態を有し、第1及び第2のばね面と、キャビティによって互いから分離されているが2箇所で少なくとも脚部によって接続されている外側及び内側のばね部分とを備えている。この接続によって、前記外側及び内側の部分が、互いに変位可能となる。前記バルブ部分が経路長を超えない距離だけ変位すると、この部分の力均衡は、前記外側及び内側のばね部分間のばねの変位の作用に反するように調整され、経路長を超えて変位すると、この力均衡は、強ばねの作用に反するように調整される。前記弱ばねは、動作の開始時に低いばね力を得て、同時にこのバルブの内側での摩損を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
緩衝装置の減衰室間の減衰媒体流の圧力を調整するためのバルブであり、この媒体流は、バルブハウジング(2)中で軸方向に移動可能な1つ以上のバルブ部分(4)の力均衡によって調整され、この力均衡は、減衰媒体圧力によって、部分的もしくは全体的に生じられ、この減衰媒体圧力は、減衰媒体流に応じて、強ばね(5)と弱ばね(6)とから成るばね機構の動作に抵抗して前記可動のバルブ部分(4)に作用する、バルブにおいて、前記弱ばね(6)は、第1のばね面(6’)及び第2のばね面(6”)とを内側のばね部分(6a)及び外側のばね部分(6b)に有する薄い円板の形態を有しており、キャビティ(6c)によって互いに実質的に分離されているが、少なくとも2箇所で、少なくとも脚部(6d’、6d”)によって接続されており、この結果、前記外側のばね部分(6b)及び内側のばね部分(6a)は、互いに変位可能であり、前記バルブ部分(4)が経路長(S)を超えない距離だけ変位すると、このバルブ部分(4)の力均衡は、前記外側のばね部分(6b)と内側のばね部分(6a)との間のばねの変位に反するように調整され、これの経路長(S)を超えて変位すると、前記力均衡は、強ばね(5)の動作に反するように調整されることを特徴とするバルブ。
IPC (7件):
F16K 17/04
, F16F 1/10
, F16F 9/50
, F16F 9/34
, F16K 17/06
, F16K 31/06
, F16K 31/40
FI (7件):
F16K17/04 E
, F16F1/10
, F16F9/50
, F16F9/34
, F16K17/06 C
, F16K31/06 305L
, F16K31/40 A
Fターム (35件):
3H056AA02
, 3H056BB24
, 3H056BB32
, 3H056BB50
, 3H056CA02
, 3H056CC12
, 3H056CD01
, 3H056CE01
, 3H056GG04
, 3H059AA05
, 3H059BB05
, 3H059BB06
, 3H059BB22
, 3H059BB30
, 3H059CB02
, 3H059CC02
, 3H059CD05
, 3H059CD06
, 3H059EE01
, 3H059FF16
, 3H106DA03
, 3H106DA22
, 3H106DC02
, 3H106EE34
, 3H106EE35
, 3H106GB08
, 3H106GC15
, 3H106KK17
, 3J059AC01
, 3J059BA11
, 3J059BA37
, 3J059BC02
, 3J059EA01
, 3J069AA50
, 3J069EE68
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
電磁比例弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-258626
出願人:株式会社鷺宮製作所
-
プロセスガス供給ユニット
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-137284
出願人:シーケーディ株式会社
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