特許
J-GLOBAL ID:201103059501078776

放射性医薬品およびその標識化合物原料としての放射性テクネチウムの濃縮および溶出回収方法、およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高田 幸彦 ,  橋本 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-146555
公開番号(公開出願番号):特開2011-002370
出願日: 2009年06月19日
公開日(公表日): 2011年01月06日
要約:
【課題】99mTcを放射性医薬品およびその標識化合物原料として用いるために、高濃度Mo(99Mo)中の微量の99mTcを99Moの混入無く高収率(95%以上)精製回収する。【解決手段】放射性医薬品およびその標識化合物原料としての99mTcを、その親核種である放射性核種99Moを含む高濃度Mo溶液を形成し、放射平衡状態まで99mTcを生成して放射性核種99Moおよび99mTcを含む高濃度Mo(99Mo)溶液を生成し、当該高濃度Mo(99Mo)溶液を活性炭を内蔵する吸着カラムへ通液して該活性炭に当該溶液中の99mTcを選択的に吸着させ、99mTcを吸着した活性炭から脱着剤による99mTcの脱着精製処理を行って、高純度の99mTcを回収する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
放射性医薬品原料としての放射性核種99Moを含む高濃度Mo溶液を形成し、99Moの娘核種である99mTcを生成して放射性核種99Moおよび99mTcを含む高濃度Mo(99Mo)溶液を形成し、 形成した当該高濃度Mo(99Mo)溶液を活性炭を内蔵する吸着カラムへ通液して該活性炭に当該高濃度Mo(99Mo)溶液中の99mTcを選択的に吸着させ、活性炭に残留するMo(99Mo)をMo脱着剤によって脱着除去を行い、活性炭に残留した微量の99mTcを活性炭から脱着剤による99mTcの脱着処理を行って、99mTcを回収し、 回収した99mTc中に僅かに残留するMo(99Mo)をアルミナカラム法によって除去する二次精製を行い、 脱着処理後の高濃度Mo(99Mo)溶液を再循環回収し、再び放射平衡状態まで99mTcを生成して、放射性核種99Moおよび99mTcを含む高濃度Mo(99Mo)溶液を再び形成すること を特徴とする放射性医薬品原料としての99mTcの高濃縮および溶出精製回収方法。
IPC (1件):
G21G 4/08
FI (1件):
G21G4/08 T
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (11件)
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引用文献:
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