特許
J-GLOBAL ID:201103060110391818

キャパシタ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 三好 秀和 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-036574
公開番号(公開出願番号):特開2011-171674
出願日: 2010年02月22日
公開日(公表日): 2011年09月01日
要約:
【課題】高温度処理プロセスを経てもキャパシタとしての特性変化が少ないような耐熱性を向上させたキャパシタとその製造方法を提供する。【解決手段】弁金属の多孔質体からなる陽極と、陽極表面が酸化されて形成された誘電体層と、誘電体層表面に形成された固体電解質層とを具備するキャパシタにおいて、固体電解質層は、カチオン化された導電性高分子(a)と、ポリマーアニオン塩(b)、又はポリマーアニオン塩(b)及びアニオン塩(c)と、導電性向上剤(d)と、融点が40°C以上280°C以下であり、分子内に4個以上の水酸基を有する脂肪族性化合物(e)と、を含み、固体電解質層は、導電性高分子(a)及びポリマーアニオン塩(b)、又は導電性高分子(a)、ポリマーアニオン塩(b)及びアニオン塩(c)の総量100質量部に対して、50質量部以上の脂肪族性化合物(e)を含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
弁金属の多孔質体からなる陽極と、陽極表面が酸化されて形成された誘電体層と、誘電体層表面に形成された固体電解質層とを具備するキャパシタにおいて、 固体電解質層は、 カチオン化された導電性高分子(a)と、 ポリマーアニオン塩(b)、又はポリマーアニオン塩(b)及びアニオン塩(c)と、 エーテル化合物、アミド基を有する化合物、イミド基を有する化合物、ラクタム化合物、グリシジル基を有する化合物及びアクリル化合物から選ばれる1種以上の導電性向上剤(d)と、 融点が40°C以上280°C以下であり、分子内に4個以上の水酸基を有する脂肪族性化合物(e)と、を含み、 固体電解質層は、導電性高分子(a)及びポリマーアニオン塩(b)、又は導電性高分子(a)、ポリマーアニオン塩(b)及びアニオン塩(c)の総量100質量部に対して、50質量部以上の脂肪族性化合物(e)を含むことを特徴とするキャパシタ。
IPC (3件):
H01G 9/028 ,  H01G 9/00 ,  H01G 9/04
FI (4件):
H01G9/02 331G ,  H01G9/02 331H ,  H01G9/24 C ,  H01G9/05 G
引用特許:
審査官引用 (7件)
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