特許
J-GLOBAL ID:201103060378276698

データ変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 五十嵐 孝雄 ,  下出 隆史 ,  市川 浩
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-104004
公開番号(公開出願番号):特開2000-299785
特許番号:特許第3870604号
出願日: 1999年04月12日
公開日(公表日): 2000年10月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 階調表現を有する原画像において主走査方向として定めた一方向に沿って着目画素を移しつつ、該画素の階調を、その階調よりも少ない階調表現に変換し、該階調変換により生じた濃度誤差を、該着目画素の少なくとも主走査方向に沿った所定範囲の画素に分配する誤差拡散法を採用し、該誤差拡散による階調変換を、前記主走査方向および該主走査方向に交差する方向である副走査方向に沿って順次行なうデータ変換装置であって、 前記原画像の階調データを保存するメモりと、 前記所定範囲に含まれる複数の画素に対応した多段のレジスタを備え、前記メモりより少なくとも書き込み速度の高い誤差バッファと、 前記着目画素が移動する度に、該誤差バッファ内の各レジスタのデータを該着目画素の移動に合わせて順次次段に転送するシフト回路と、 該シフト回路により順次転送された前記レジスタの最終段の出力を、前記着目画素の階調データに加えた上で、前記少ない階調表現に変換する変換回路と、 該変換回路による階調変換により、該着目画素について生じた濃度誤差を演算する誤差算出回路と、 前記誤差バッファ内の前記レジスタの数に対応した複数個のシフトレジスタを備え、前記演算された濃度誤差のデータを前記各シフトレジスタに入力すると共に、前記各シフトレジスタ毎に定めた重み付けに対応したビット数だけ、前記各シフトレジスタに記憶されたデータをシフトした出力を重み付け濃度誤差データとして、前記誤差バッファの各レジスタに分配加算する分配加算回路と を備え、 前記誤差バッファは、前記主走査方向に並んだ画素列であるラスタを単位として配列されたレジスタ群から構成され、前記着目画素が含まれる第1のラスタ上の所定範囲の画素に対応した第1のレジスタ群と、該着目画素とは前記副走査方向に隣接した第2のラスタ上の所定範囲の画素に対応した第2のレジスタ群とを備え、 前記シフト回路は、前記着目画素が移動する度に、該誤差バッファ内の前記第1および第2のレジスタ群のうちの各レジスタのデータを該着目画素の移動に合わせて次段のレジスタに読み込ませ、 更に、 独立して交互に読み書き可能な二つのSRAMを設け、 前記着目画素が移動する度に、前記第2のラスタ上の画素であって所定の範囲外となった画素に対応する前記第2のレジスタ群内のレジスタに累積された濃度誤差を、前記SRAMの一方に書き戻す書出回路と、 前記着目画素が移動する度に、前記所定の範囲に新たに含まれるものとなった画素について、隣接するラスタの処理時に前記書出回路によって書き出された濃度誤差の累積値を、前SRAMの他方から、前記誤差バッファ内の前記第1のレジスタ群内の対応するレジスタに、前記濃度誤差の書き戻しと同じタイミングで格納する読込回路と を備えた階調データ変換装置。
IPC (1件):
H04N 1/405 ( 200 6.01)
FI (1件):
H04N 1/40 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 画像処理方法及びその装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-079537   出願人:株式会社ジャストシステム
  • 特開平4-081073
  • 特開平4-081073
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