特許
J-GLOBAL ID:201103061678241752

製袋充填機における溶断フィルム巻取り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-125311
公開番号(公開出願番号):特開2000-318896
特許番号:特許第3460016号
出願日: 1999年04月30日
公開日(公表日): 2000年11月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 フィルム(10)の長手方向の重合端縁部を挟持して、該フィルム(10)を下流側へ向けて給送する一対の送りローラ(12,12)と、該ローラ(12,12)の下流側に位置してフィルム(10)の前記重合端縁部を溶断シールする一対の溶断ローラ(14,14)とから製袋充填機の溶断シール機構(16)が構成され、前記溶断ローラ(14,14)でフィルム(10)の長手方向の重合端縁部を溶断シールした際に発生する幅狭帯状のフィルムクズ(10a)を連続的に巻取る溶断フィルム巻取り装置であって、前記フィルムクズ(10a)が連続的に直接巻付けられる巻取り手段(39)が、巻取り軸(32)に自由端側から着脱自在に取付けられる巻取り機構(20)と、前記巻取り手段(39)が取付けられる前記巻取り軸(32)を回転駆動するモータ(64)と、前記モータ(64)の回転速度を制御するモータ変速手段(63)と、前記フィルムクズ(10a)が巻掛けられる案内ガイド(62)を備え、前記モータ(64)の回転により前記巻取り手段(39)における巻取り軸(32)の軸方向に案内ガイド(62)を往復移動して、該巻取り手段(39)に対してフィルムクズ(10a)を軸方向に略均等に巻付ける巻取り位置振分手段(24)と、前記巻取り位置振分手段(24)から巻取り機構(20)までの間のフィルムクズ(10a)の巻取り経路に配設され、フィルムクズ(10a)が巻掛けられて該フィルムクズ(10a)に張力を付与すると共に前記溶断シール機構(16)から巻取り機構(20)に至るフィルム移送速度と該巻取り機構(20)の巻取り速度との差により変位するテンションローラ(71)を備える張力付与手段(68)と、前記テンションローラ(71)の変位を連続的に検出する張力検出手段(72)と、前記張力検出手段(72)の検出結果に基づき、前記モータ変速手段(63)に対して速度指令を発して前記モータ(64)の回転速度を変化させる制御手段(73)とを備え、前記巻取り手段(39)へのフィルムクズ(10a)の巻取り張力が強過ぎてフィルムクズ(10a)の取除きが困難とならず、かつ巻取り張力が緩過ぎて溶断シール不良、巻取り不良とならない適度な巻取り張力を付与し得るよう決定されたフィルム(10)の性状に応じた巻取り張力の基準値に基づいて、前記張力付与手段(68)の重量およびテンションローラ(71)の変位範囲を設定し、前記制御手段(73)は、その変位範囲内において張力検出手段(72)から入力される検出値に応じてモータ変速手段(63)を介して前記モータ(64)の回転速度を変化させることを特徴とする製袋充填機における溶断フィルム巻取り装置。
IPC (1件):
B65H 23/198
FI (1件):
B65H 23/198 B
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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