特許
J-GLOBAL ID:201103063952108790

免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下山 冨士男
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-221825
公開番号(公開出願番号):特開2001-050340
特許番号:特許第4510183号
出願日: 1999年08月04日
公開日(公表日): 2001年02月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】床面等に配置する下部架台と、この下部架台の上方でコンピューター、精密機械のような機械器具、又は美術品のような物品を搭載する上部架台と、この下部架台と上部架台との間に配置した中間部架台とを具備し、 前記下部架台、中間部架台が、地震等の振動発生の際、夫々個別に直交する方向に自在に水平移動しながら振動を吸収可能に構成し、前記上部架台上の被搭載物を地震等の各種振動から保護するようにした免震装置で、 前記下部架台の上面と、前記中間部架台の下面との各対向面の夫々左右位置には、夫々上下に対向する各レール面を有する各レール体を具備し、 前記中間部架台の上面と、前記上部架台下面との各対向面の夫々左右位置には、夫々上下に対向し、且つ、前記下部架台の上面と中間部架台の下面とに配置した各レール面に直交する各レール面を有する各レール体を具備し、 前記下部架台の上面と中間部架台の下面との間、中間部架台の上面と上部架台下面との間には、前記各架台に配置した各レール体の上下に対向する各レール面に上下から挟持され、地震等の振動発生の際、前記下部架台、中間部架台が夫々個別に直交する方向に自在に水平移動可能な状態で、且つ、前記各架台に配置した各レール体の長さ内の一定範囲内においてレール面上を移動自在なように構成した移動体を具備し、 前記下部架台の上面と中間部架台の下面のいずれかの一面、中間部架台の上面と上部架台の下面のいずれかの一面には、地震等の振動発生のとき、前記下部架台、中間部架台が、夫々個別に直交する方向に自在に水平移動する際における前記下部架台と中間部架台、及び中間部架台と上部架台の各水平移動に対して各架台の脱落・外脱を防止し、且つ、ストッパ受体に対するコロの接触状態を調整し下部架台と中間部架台、中間部架台と上部架台の各々水平移動の調整を自在にできるように構成したストッパ体を具備してなり、 前記ストッパ体を、左右両端に回転可能に設けた各コロを搭載し、当該各コロの受け体として、側面からみた場合に底部を有する緩やかに傾斜した傾斜面を有するV字状或いは円弧状に形成した各ストッパ受面を設けたストッパ受体を具備して構成したとともに、凹状の保持枠を支持する2つの各ナットと、当該各ナットに上記保持枠を支持しているナットとを、前記下部架台の溝部内、中間部架台の上方中間部架台の溝部内に垂直に固設して構成し、上記凹状の保持枠を支持する2つの各ナットへの保持枠の高・低の支持位置を、上記2つの各ナットに上記保持枠を支持しているナットの締め付け状態により、自在に調整可能に構成したことにより、前記ストッパ受面へのコロの接触状態を調整できるとともに、下部架台、中間部架台の夫々個別に直交する前後・左右の方向への自在な水平移動の調整を自在にできるように構成し、前記下部架台、中間部架台の水平移動範囲が最大限、すなわち、最大限のオーバーハング位置の移動位置に達した時、前記各コロはストッパ受面の傾斜面の最も高い部分に位置して前記下部架台、中間部架台が停止するように構成したことを特徴とする免震装置であり、 前記各架台の周囲側面の上下対向する隙間部に、当該隙間部を閉塞可能なパイル状材、スポンジ状材、ゴム片材から選ばれる材料をもって形成した介在具を配設して構成したことを特徴とする免震装置。
IPC (3件):
F16F 15/02 ( 200 6.01) ,  B08B 17/00 ( 200 6.01) ,  F16F 15/03 ( 200 6.01)
FI (4件):
F16F 15/02 L ,  B08B 17/00 ,  F16F 15/03 C ,  F16F 15/03 D
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 免震台装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-172142   出願人:株式会社イトーキクレビオ
  • 免震装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-351180   出願人:関根健一
  • 構造物の免震構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-249655   出願人:株式会社フジクラ
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