特許
J-GLOBAL ID:201103064087027351

嵩高性に優れたパイル製品及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-269064
公開番号(公開出願番号):特開2001-089958
特許番号:特許第4328987号
出願日: 1999年09月22日
公開日(公表日): 2001年04月03日
請求項(抜粋):
【請求項1】 アクリル系繊維からなるパイル糸を有するパイル製品であり、前記パイル糸が、アクリルニトリル系重合体成分中の第二成分モノマ-量の差が1から10重量%である高収縮性及び低収縮性の2種のアクリロニトリル系重合体成分を繊維軸方向にサイドバイサイドに接合してなる下記複合繊維特性を満たす複合繊維を20〜80重量%、繊維軸方向に熱による高収縮性を潜在するアクリロニトリル系重合体からなる収縮繊維を20〜80重量%及びアクリロニトリル系重合体またはアクリロニトリル系重合体以外の繊維を0〜80重量%含有し、かつパイル糸を構成するアクリル系繊維の単繊維が繊維軸方向に不均一な捲縮を有し、かつ該単繊維の少なくとも一部が単繊維同士で絡み合って形成された複数の独立した毛玉状物を有していることを特徴とする嵩高性に優れたパイル製品。 [複合繊維特性] 複合繊維のスルフォン酸基の量が0.2〜1.0重量%であり、共重合された第二成分モノマ-量の多い方である高熱収縮成分中のスルフォン酸基の量が、低熱収縮性成分中のそれより0.2 〜1.0重量%多く、しかも高熱収縮成分中のスルホン酸基の量が下記式(1)及び(2)の範囲で繊維軸方向に50〜600mmの周期で変化しているアクリル系複合繊維。 式(1)1.2≦(Amax/Amin)≦3 (但し、Amax/Aminは高熱収縮性アクリロニトリル系重合体成分中の繊維軸方向のスル フォン酸基の量(重量%)の最大値と最小値を示す。) 式(2)0.24≦(A-B)×(Amax/Amin)≦2.5 (但し、A、Bは高熱収縮性及び低熱収縮性アクリロニトリル系重合体成分中の繊維軸方向の平均スルフォン酸基の量(重量%))を示す。)
IPC (2件):
D04B 21/04 ( 200 6.01) ,  D04B 1/04 ( 200 6.01)
FI (2件):
D04B 21/04 ,  D04B 1/04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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