特許
J-GLOBAL ID:201103064586109156

遊技機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-014554
公開番号(公開出願番号):特開2011-152222
出願日: 2010年01月26日
公開日(公表日): 2011年08月11日
要約:
【課題】予告演出を確実に実行させることができる遊技機を提供すること。【解決手段】主制御用CPUは、決定した変動パターン指定コマンド及び特別図柄指定コマンドを演出制御用送信バッファに記憶する。そして、主制御用CPUは、出力処理にて、変動パターン指定コマンドを出力した後、図柄指定コマンドを演出制御用送信バッファの通信線を介して出力する。また、主制御用CPUは、遊技球の入賞検知に応じて決定した予告指定コマンドを、予告演出用送信バッファに記憶する。そして、主制御用CPUは、出力処理にて、変動パターン指定コマンド及び図柄指定コマンドとは異なる通信線にて出力する。【選択図】図17
請求項(抜粋):
遊技球の入賞を検知する入賞検知手段と、前記入賞検知手段による遊技球の入賞検知を契機に複数種類の図柄を変動させる図柄変動ゲームの実行を指示する演出指示手段と、前記演出指示手段の指示に従って演出実行手段に図柄変動ゲームを実行させる演出制御手段を備え、前記図柄変動ゲームにおいて予め定められた大当り表示結果が表示された場合には、特別入賞手段が開閉動作する大当り遊技が実行される遊技機において、 前記演出指示手段は、 前記入賞検知手段によって遊技球の入賞検知される毎に、実行が保留されている図柄変動ゲーム数を示す始動保留球を記憶することができる保留球記憶手段と、 前記入賞検知手段による遊技球の入賞検知を契機に大当り判定用乱数及び確変判定用乱数の値を取得する乱数取得手段と、 図柄変動ゲーム又は大当り遊技が実行されていないときであって、前記保留球記憶手段に始動保留球が記憶されているとき、前記乱数取得手段が取得した大当り判定用乱数に基づき、当該図柄変動ゲームが大当りとなるか否かを判定する大当り判定を実行する大当り判定手段と、 前記大当り判定手段の判定結果に基づき、図柄変動ゲームの演出時間を少なくとも特定する変動パターンを決定する変動パターン決定手段と、 前記大当り判定手段の判定結果に基づき、図柄変動ゲームの表示結果に対応する特別図柄を決定する図柄決定手段と、 前記大当り判定手段の判定結果が肯定の場合、当該大当り判定に使用した大当り判定用乱数とともに取得した確変判定用乱数が、予め決められた確変判定値と一致するか否かを判定することにより、大当り遊技終了後に大当り判定の当選確率を通常状態よりも高確率に変更する確変状態を付与するか否かを判定する確変判定手段と、 前記確変判定手段の判定結果が肯定である場合、確変状態が付与される確変大当り遊技を図柄変動ゲーム終了後に付与する一方、前記確変判定手段の判定結果が否定である場合、通常状態が付与される通常大当り遊技を図柄変動ゲーム終了後に付与する大当り付与手段と、 前記確変判定手段の判定結果が肯定である場合、前記確変大当り遊技の終了後に確変状態を設定する一方、否定である場合、前記通常大当り遊技の終了後に通常状態を設定する確変設定手段と、 前記変動パターン決定手段が変動パターンを決定した場合には、図柄変動ゲームの実行開始を指示すると共に決定された変動パターンを指定する変動パターン指定コマンドを出力し、前記図柄決定手段が特別図柄を決定した場合には、当該特別図柄を指定する図柄指定コマンドを出力し、前記入賞検知手段により遊技球が入賞検知されたことに基づき始動保留球が記憶された場合には、前記保留球記憶手段に記憶された始動保留球の記憶数と、当該入賞検知時に取得された大当り判定用乱数及び確変判定用乱数を特定可能な乱数指定コマンドを出力する出力手段と、を備え、 前記演出制御手段は、 前記変動パターン指定コマンド及び図柄指定コマンドを入力した際、入力した変動パターン指定コマンドに基づき、図柄変動ゲームを実行させ、入力した図柄指定コマンドにより指定される特別図柄に対応する図柄変動ゲームの表示結果を表示させるゲーム制御手段と、 前記乱数指定コマンドの入力を契機に、実行が保留されている図柄変動ゲームが大当りとなる可能性を複数回の図柄変動ゲームに亘って示唆する予告演出が実行可能であるか否かを判定する予告演出制御手段と、 前記乱数指定コマンドを入力した際、入力した乱数指定コマンドにより指定された始動保留球の記憶数、大当り判定用乱数及び確変判定用乱数を記憶する制御側記憶手段と、 実行が保留されている図柄変動ゲームが実行されるときの確変状態の有無を判定する状態判定手段と、を備え、 前記保留球記憶手段は、前記入賞検知手段により遊技球が入賞検知されたことに基づき始動保留球を記憶する際、当該始動保留球に基づき保留される図柄変動ゲームが何番目に実行されるかを示す記憶数に対応付けられた記憶領域に前記乱数取得手段が取得した大当り判定用乱数及び確変判定用乱数を記憶する一方、前記図柄決定手段が特別図柄を決定した場合には、始動保留球の記憶数を1減算すると共に、大当り判定用乱数及び確変判定用乱数が記憶されている記憶領域に対応付けられた記憶数から1減算した記憶数に対応する記憶領域に、当該大当り判定用乱数及び確変判定用乱数を書き換えるように構成されており、 前記大当り判定手段は、遊技状態が通常状態である場合、確変状態及び通常状態のいずれの遊技状態においても使用する共通大当り判定値と、最先の記憶数に対応付けられた大当り判定用乱数の値とが一致するか否かを判定することにより大当り判定を行う一方、遊技状態が確変状態である場合、前記共通大当り判定値又は確変状態時専用の確変用大当り判定値と、最先の記憶数に対応付けられた大当り判定用乱数の値とが一致するか否かを判定することにより大当り判定を行うように構成されており、 前記制御側記憶手段は、入力した乱数指定コマンドにより指定された始動保留球の記憶数に対応付けられた記憶領域に当該乱数指定コマンドにより特定される大当り判定用乱数及び確変判定用乱数を記憶する一方、図柄指定コマンドを入力した場合には、始動保留球の記憶数を1減算するとともに、大当り判定用乱数及び確変判定用乱数が記憶されている記憶領域に対応付けられた記憶数から1減算した記憶数に対応する記憶領域に、当該大当り判定用乱数及び確変判定用乱数を書き換えるように構成されており、 前記状態判定手段は、 前記制御側記憶手段を参照して、保留されている図柄変動ゲームが何番目に実行されるかを示す記憶数に、当該保留されている図柄変動ゲームが実行されるときの確変状態の有無を判定する際、 判定対象となる記憶数が示す図柄変動ゲームよりも1回前に実行される図柄変動ゲームにて確変大当り遊技が付与される場合、又は当該1回前に実行される図柄変動ゲームが確変状態中に実行され、はずれ表示結果を導出する場合には、記憶数に確変状態を対応付ける一方、 判定対象となる記憶数が示す図柄変動ゲームよりも1回前に実行される図柄変動ゲームにて通常大当り遊技が付与される場合、又は当該1回前に実行される図柄変動ゲームが通常状態中に実行され、はずれ表示結果を導出する場合には、記憶数に通常状態を対応付けるようにして、全ての記憶数に対して確変状態の有無を判定し、 前記予告演出制御手段は、前記制御側記憶手段を参照して、確変状態が対応付けられている記憶数と対応付けられた大当り判定用乱数が、共通大当り判定値又は確変用大当り判定値と一致した場合、予告演出を実行させることを決定すると共に、入力した乱数指定コマンドにより指定された始動保留球の記憶数を、予告演出が実行される図柄変動ゲーム数を示す予告回数として前記制御側記憶手段に記憶するように構成され、 前記制御側記憶手段は、予告回数が零でないとき、前記図柄指定コマンドを入力した場合には、予告回数を1減算し、 前記予告演出制御手段は、予告回数から1減算後、図柄変動ゲーム中に予告演出を実行させ、 前記出力手段は、前記変動パターン指定コマンドを出力した後、前記図柄指定コマンドを出力する一方、前記乱数指定コマンドを、前記変動パターン指定コマンド及び前記図柄指定コマンドとは異なる通信線にて出力することを特徴とする遊技機。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (2件):
A63F7/02 326Z ,  A63F7/02 315A
Fターム (4件):
2C088AA36 ,  2C088AA42 ,  2C088CA19 ,  2C088EA10
引用特許:
審査官引用 (5件)
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