特許
J-GLOBAL ID:201103066012331058
ガラスシート製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
柳田 征史
, 佐久間 剛
, 河野 香
, 樋口 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-241863
公開番号(公開出願番号):特開2011-093794
出願日: 2010年10月28日
公開日(公表日): 2011年05月12日
要約:
【課題】ガラスリボンの切断の際に生じ得る形状不安定性の形成を抑制する。【解決手段】ガラスリボン115を成形用ウェッジ111の底部から下流の粘性ゾーン129へと延伸方向119に沿って融合延伸し、このガラスリボン115を、粘性ゾーン129から下流の硬化ゾーン131へと延伸してガラスリボン115を粘性状態から弾性状態に硬化させ、このガラスリボン115をさらに硬化ゾーン131から下流の弾性ゾーン133へと延伸する。この弾性ゾーン113内において、延伸方向119に対して横切る方向に延在しているガラスリボン幅に沿って、ガラスリボン115の第1面と第2面との間の所定の圧力差を用いてガラスリボン115の領域を安定させ、さらに、この安定領域が、ガラスリボン115からガラスシート125を切断する際に、形状の不安定性がガラスリボンを通って硬化ゾーンへと上流に伝搬するのを抑制する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガラスシートの製造方法であって、
ガラスリボンを成形用ウェッジの底部から下流の粘性ゾーンへと延伸方向に沿って融合延伸するステップ、
前記ガラスリボンを前記粘性ゾーンから下流の硬化ゾーンへと延伸するステップであって、前記ガラスリボンが粘性状態から弾性状態に硬化されるステップ、
前記ガラスリボンを、前記硬化ゾーンから下流の弾性ゾーンへと延伸するステップ、
前記ガラスリボンの領域を、前記弾性ゾーン内で、前記延伸方向に対して横切る方向に延在しているガラスリボン幅に沿って安定させるステップであって、前記ガラスリボンの第1面と第2面との間の所定の圧力差を用いて該安定領域が生成されるステップ、および、
前記ガラスリボンからガラスシートを切断するステップであって、形状の不安定性がガラスリボンを通って硬化ゾーンへと上流に伝搬するのを、前記安定領域が抑制するステップ、
を含むことを特徴とする方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (3件):
4G015FA02
, 4G015FB01
, 4G015FC04
引用特許:
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