特許
J-GLOBAL ID:201103066254160223

免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 武志
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-242349
公開番号(公開出願番号):特開2001-065633
特許番号:特許第4300647号
出願日: 1999年08月27日
公開日(公表日): 2001年03月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 下側の沓と、この下側の沓の上に相対的に水平方向に可動に配された上側の沓と、下側の沓の水平方向の振動に基づく上側の沓の水平方向の相対的な振動を免震するように、上側及び下側の沓の間に介在された転がり又は滑り介在子を有した免震機構と、下側の沓の水平方向の振動に基づく上側の沓の水平方向の相対的な振動において粘弾性流体を体積圧縮させて当該振動を減衰させると共に、上側及び下側の沓の互いの水平方向の相対的位置を復元する減衰機構とを具備しており、減衰機構は、粘弾性流体が内部に封入されたシリンダ本体と、このシリンダ本体内に一端部が進退自在に配されたロッドとを有したシリンダ装置を少なくとも一対具備しており、この一対のシリンダ装置のうちの一方のシリンダ装置のロッドは、その一端で下側の沓及び上側の沓のうちの一方の沓の受部の一方の垂直面に離反自在に当接しており、一方のシリンダ装置のシリンダ本体は、下側の沓及び上側の沓のうちの他方の沓に固着されており、一対のシリンダ装置のうちの他方のシリンダ装置のロッドは、その一端で下側の沓及び上側の沓のうちの一方の沓の受部の他方の垂直面に離反自在に当接しており、他方のシリンダ装置のシリンダ本体は、下側の沓及び上側の沓のうちの他方の沓に固着されており、一対のシリンダ装置は、下側の沓の水平方向の振動に基づく下側の沓に対する上側の沓の水平方向の相対的な振動において、一方のシリンダ装置のロッドがそのシリンダ本体内に進入される際には、下側の沓及び上側の沓のうちの一方の沓の受部の他方の垂直面への他方のシリンダ装置のロッドの一端の当接が解除されて、当該一端と当該受部の他方の垂直面との間に隙間が生じ、他方のシリンダ装置のロッドがそのシリンダ本体内に進入される際には、下側の沓及び上側の沓のうちの一方の沓の受部の一方の垂直面への一方のシリンダ装置のロッドの一端の当接が解除されて、当該一端と当該受部の一方の垂直面との間に隙間が生じるようになっていると共に、下側の沓の水平方向の振動に基づく下側の沓に対する上側の沓の水平方向の相対的な振動が収まった後において、一方のシリンダ装置のロッドがその一端で下側の沓及び上側の沓のうちの一方の沓の受部の一方の垂直面に当接し、かつ、他方のシリンダ装置のロッドがその一端で下側の沓及び上側の沓のうちの一方の沓の受部の他方の垂直面に当接して、下側の沓の水平方向の振動に基づく下側の沓に対する上側の沓の水平方向の相対的な振動において、各シリンダ本体に封入された粘弾性流体を体積圧縮、膨張させて当該振動を減衰させると共に、振動が収まった後に、下側の沓に対する上側の沓の水平方向の相対的位置を各シリンダ本体に封入された粘弾性流体の内圧で元の位置に戻すようになっている免震装置。
IPC (5件):
F16F 15/023 ( 200 6.01) ,  F16F 15/02 ( 200 6.01) ,  E02D 27/34 ( 200 6.01) ,  E04B 1/36 ( 200 6.01) ,  E04H 9/02 ( 200 6.01)
FI (5件):
F16F 15/023 A ,  F16F 15/02 L ,  E02D 27/34 A ,  E04B 1/36 M ,  E04H 9/02 331 D
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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