特許
J-GLOBAL ID:201103067537884410

インクジェットプリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-089615
公開番号(公開出願番号):特開2000-280459
特許番号:特許第4200582号
出願日: 1999年03月30日
公開日(公表日): 2000年10月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数の印字ノズルが印字用紙の紙送り方向に沿った方向に配列して設けられた印字ヘッドが、前記紙送り方向に対し直交する走査方向に移動することにより、印字用紙に印字を行うインクジェットプリンタにおいて、 前記各印字ノズルのうちのインクの噴射が不能となった不良印字ノズルの配設位置を入力する入力部と、 不良印字ノズルが生じたときには、不良印字ノズルに対応した印紙用紙上の印字位置を、インクの噴射が可能な正常印字ノズルに対応した印字位置に位置させるための用紙送量を算出するとともに、不良印字ノズルに対応した印紙用紙上の印字位置を、正常印字ノズルに対応した印字位置に位置させたために生じる印字用紙の位置のずれ量を補正量として算出する用紙位置制御部と、 印字のためのドットデータを生成するデータ生成部と、 不良印字ノズルが生じたいときに、前記用紙位置制御部から送出される補正量に対応して、前記データ生成部より出力されたドットデータのドット位置を紙送り方向に移動させたドットデータを生成するドット移動部と、を備え、 インクの噴射が不能となった不良印字ノズルの配設位置が前記入力部から入力されると、 前記用紙位置制御部は、インクの噴射が可能な正常印字ノズルが連続する個数のうちの最大個数値を算出し、前記印字ノズルの全個数をN、当該最大個数値をmとするとき、算出した最大個数値が、m≧(N/2)-1の式が成立するものであるか否かを判別し、 その判別結果が成立である場合には、前記用紙位置制御部は、印字を行おうとする頁の印字の先頭位置を、前記m個の正常印字ノズルの先頭の印字ノズルに対応した印字位置に移動させるための用紙送量を算出するとともに(ステップS3)、不良ノズルに対応した印字用紙上の印字位置を、前記m個の正常印字ノズルに対応した印字位置に位置させたことによる印字用紙のずれ量である補正量を算出し、前記ドット移動部は、前記補正量に基づいて前記データ生成部より送出された全個数の印字ノズルに対応したドットデータのうち、先頭の印字ノズルに対応するドットデータを、前記m個の正常印字ノズルの先頭の印字ノズルに対応するドットデータに変更して、前記m個の印字ノズルを用いた印字を行う、といった処理を印字終了まで行う一方、 前記判別結果が不成立である場合には、前記用紙位置制御部は、前記不良印字ノズルの発生のない正常時の用紙送量でもって印字用紙を紙送り方向に移動させることにより、印字の先頭位置を、最初の印字ノズルに対応した印字位置に位置させ、前記ドット移動部は、前記データ生成部から与えられたドットデータを変更することなく印字を行った後、前記用紙位置制御部は、1つの印字ノズルに対応する距離分だけ、印字用紙を紙送り方向に移動させ、前記ドット移動部は、前記データ生成部から送出されたドットデータのうちの前記各不良印字ノズルにそれぞれ対応するドットデータを当該各不良印字ノズルに対し前記紙送り方向の1つ前の前記印字ノズルに各々割り当て、且つその他の前記印字ノズルに対し印字しないように変更したドットデータを生成して印字を行い(ステップS10)、この後、N-1個の印字ノズルに対応した用紙送量で印字用紙を紙送り方向に移動させる、といった処理を印字終了まで行うことを特徴とするインクジェットプリンタ。
IPC (1件):
B41J 2/01 ( 200 6.01)
FI (1件):
B41J 3/04 101 Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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