特許
J-GLOBAL ID:201103067664579724

データ依存関係検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-363727
公開番号(公開出願番号):特開2002-163105
特許番号:特許第3729064号
出願日: 2000年11月29日
公開日(公表日): 2002年06月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 非プログラム順序でメモリ操作命令を実行するに際して、前記メモリ操作命令の処理アドレス間の依存関係の有無を検出するデータ依存関係検出装置において、 前記メモリ操作命令の処理アドレスを受け該処理アドレスを一意な番号に変換するアドレス変換手段と、 前記アドレス変換手段で変換された番号に対応して、メモリ操作命令が実行されたか否かを示す値を記憶する複数の記憶手段を有する実行履歴記憶手段と、 を少なくとも含み、 前記アドレス変換手段が、複数のエントリよりなり、前記メモリ操作命令の命令履歴を管理する実行履歴記憶手段へのエントリ番号を、前記メモリ操作命令のアドレスから生成するにあたり、前記メモリ操作命令の処理対象アドレスを、前記実行履歴記憶手段の総エントリ数の範囲内のエントリ番号に変換し、同一の対象アドレスに対しては同一のエントリ番号を出力するとともに、同一のエントリ番号に対して異なる対象アドレスが重複して存在することが許容される構成とされており、 前記メモリ操作命令のロード命令が投機的に実行された場合には、該ロード命令が処理対象とするアドレスを前記アドレス変換手段により一意な番号に変換し、前記実行履歴記憶手段を構成する複数の記憶手段のうち、前記変換された番号に対応する記憶手段に、該ロード命令が投機的に実行されたことを示す値を重複を許容して格納し、 前記メモリ操作命令のストア命令が実行された場合には、該ストア命令が処理対象とするアドレスを前記アドレス変換手段により一意な番号に変換し、前記実行履歴記憶手段を構成する複数の記憶手段のうち、前記変換された番号に対応する記憶手段に格納されているロード命令が投機的に実行されたか否かを示す値を読み出すことで、前記実行されたストア命令から、前記投機的に実行されたロード命令への正依存関係が存在する可能性を検出する、ことを特徴とする、データ依存関係検出装置。
IPC (1件):
G06F 9/38
FI (2件):
G06F 9/38 350 A ,  G06F 9/38 310 F
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)

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