特許
J-GLOBAL ID:201103069845599860
タイヤ状態監視装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小川 信一
, 野口 賢照
, 斎下 和彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-006576
公開番号(公開出願番号):特開2000-203218
特許番号:特許第4121651号
出願日: 1999年01月13日
公開日(公表日): 2000年07月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】 タイヤ内の物理量を測定するセンサと、該センサからのデータを送信する送信器と、前記センサ及び送信器の動作を制御する制御回路と、該制御回路に電力を供給する二次電池からなる電源と、車両の走行状態を検知するスイッチと、前記送信器から送信されるデータを受信する受信器とを備え、前記センサが圧力センサであり、前記制御回路が車両の走行状態に基づいて前記センサの作動インターバルを切り換え、停車時の作動インターバルを走行時の作動インターバルよりも長く設定すると共に、停車時には前記データの変化量が所定の閾値より大きい場合のみ前記送信器からデータ送信を行うようにし、前記受信器をイグニッションスイッチがオフであるときも補助電源で作動するように構成し、該受信器が常に最新のデータをメモリに更新すると共に、イグニッションスイッチがオンになると同時に前記メモリ内のデータを表示装置に表示するタイヤ状態検出装置であって、
前記制御回路はセンサと送信器の駆動を命令する理論演算回路と、センサのデータを一時的に記憶するランダムアクセスメモリと、比較データを設定するためのリードオンリーメモリと、停車中の作動インターバルを設定するための停車中タイマと、走行中の作動インターバルを設定するための走行中タイマと、送信信号の衝突を防止するための衝突防止タイマと、電源から供給される電力を分配する電源コントローラを備え、
前記スイッチが車両の停車状態を検知すると、前記制御回路は、イニシャル処理を行い、割り込み禁止フラグをオンにするとその時点での最新のデータR0を前回のデータR1に置き換え、次いでセンサにより収集されたデータRSを最新のデータR0とし、該データR0をリードオンリーメモリに設定されたデータ下限値RLと比較し、データR0のほうが小さいとき送信器からデータ送信を行い、データR0がデータ下限値RLより大きいときはデータR0とデータR1との差を求め、この差をデータ変化値RCとし、該データ変化値RCが0より大きいとき割り込み禁止フラグをオフにし、データ変化値RCが0より小さいときは絶対値を取り、これをデータ変化値RBとしてリードオンリーメモリに設定された閾値RDと比較し、閾値RDのほうがデータ変化値RBより大きいとき割り込み禁止フラグをオフにし、データ変化値RBが閾値RDよりも大きいときは送信器からデータ送信を行うようにし、割り込み禁止フラグがオフになると停車中タイマをオンにし、該停車中タイマが切れると再び割り込み禁止フラグをオンにして上記工程を繰り返す一方、
前記スイッチが車両の走行状態を検知すると、前記制御回路は割り込み処理を行い、該割り込み処理は、オンにした衝突防止タイマが切れると、その時点での最新のデータR0を前回のデータR1に置き換え、次いでセンサで得られたデータRSを最新のデータR0とし、送信器からデータ送信を行うようにし、データ送信後、依然として走行状態であれば走行中タイマがオンになり、該走行中タイマが切れると、衝突防止タイマが切れた以降の工程を繰り返すタイヤ状態監視装置。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許: