特許
J-GLOBAL ID：201103070051830409
信号再生装置
出願人/特許権者：
松下電器産業株式会社
松下電器産業株式会社 について
代理人 (1件)： 松田 正道
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-223103
公開番号（公開出願番号）：特開2001-052439
特許番号：特許第3811319号
出願日： 1999年08月05日
公開日（公表日）： 2001年02月23日
請求項（抜粋）：
【請求項1】記録媒体に記録された磁気信号を、複数チャンネルの電気信号としてそれぞれ検出する複数の記録信号検出手段と、
前記複数チャンネルの電気信号をチャンネル切り替え信号によって時分割多重して、再生信号を生成する切り替え手段と、
前記再生信号の振幅が所定の振幅レベルになるように増幅率を調整する振幅調整手段と、
前記振幅調整手段の出力信号の特性を補償するためのフィルタ特性を有するフィルタ手段と、
前記フィルタ手段からの出力信号を復号する復号手段と、
前記復号手段の入出力信号から誤差を検出する誤差検出手段と、
各信号処理手段が離散的に処理するための再生信号に同期したクロックを生成するクロック発生手段と、
前記誤差検出手段により検出される誤差に応じて前記フィルタ手段の特性を適応的に調整する適応制御手段と、
前記誤差に応じて前記振幅調整手段の増幅率を自動的に所定の振幅量に調整する自動ゲイン制御手段と、
前記誤差検出手段により検出される誤差に応じて前記クロック発生手段のクロック周波数と位相を再生信号に同期するように適宜調整する周波数・位相調整手段と、
前記適応制御手段を介して前記フィルタ手段の特性を所定の初期特性に戻すフィルタリセット動作と、前記自動ゲイン制御手段を介して前記振幅調整手段の増幅率を所定の初期増幅率に戻す増幅率リセット動作と、前記周波数・位相調整手段を介して前記クロック発生手段の出力するクロック周波数を所定の初期周波数に戻す周波数リセット動作の3つのリセット動作のうち少なくとも2つ以上を、前記誤差検出手段により検出される誤差に応じて同時に行うリセット手段とを備え、
前記適応制御手段は、
前記誤差検出手段により検出される、前記複数の記録信号検出手段のそれぞれのチャンネルに対応した誤差に応じて、前記それぞれのチャンネルに対応した前記フィルタ手段の複数のフィルタ特性を、前記それぞれのチャンネルごとに独立に調整する複数の前記適応制御手段であり、
前記リセット手段は、
前記フィルタリセット動作として、前記それぞれのチャンネルに対応した誤差に応じて、前記複数のフィルタ特性を、前記複数の適応制御手段を介して前記それぞれのチャンネルごとに独立に前記所定の初期特性に戻し、
前記リセット手段は、
前記誤差検出手段が出力する誤差信号の絶対値をとることにより誤差信号量を検出する誤差信号量検出手段と、
前記誤差信号量検出手段の出力信号の高周波成分を除去するローパスフィルタ手段と、
前記ローパスフィルタ手段の出力信号の信号レベルが所定のレベル以上の時に異常誤差量検出信号を出力する異常誤差量検出手段と、
前記異常誤差量検出手段から出力される前記異常誤差量検出信号が、所定の時間以上出力されたときのみリセット動作を許可するリセット抑制手段とを少なくとも有し、
前記異常誤差量検出手段から出力される前記異常誤差量検出信号に基づいてリセット動作を行い、
前記リセット手段は、
前記記録信号検出手段に対応する前記それぞれのチャンネルの前記再生信号毎に独立に所定のリセット動作を行い、かつ前記異常誤差量検出手段から出力される前記異常誤差量検出信号が前記チャンネル切り換え信号の切り換え周期に対して所定の割合の時間、出力されたときのみリセット動作を許可するリセット抑制機能を有するものであって、
前記チャンネル切り換え信号の切り換え周期が変化しても、前記変化した切り替え周期に応じた、常に同じ前記所定の割合の時間だけ前記異常誤差量検出手段から出力される前記異常誤差量検出信号が発生するときのみリセット動作を許可することを特徴とする、信号再生装置。
IPC (1件)：
FI (1件)：
引用特許：
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