特許
J-GLOBAL ID:201103070102856076

太陽光発電量計算を使った蓄電池容量算出とその運用方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-214762
公開番号(公開出願番号):特開2003-032912
特許番号:特許第4596695号
出願日: 2001年07月16日
公開日(公表日): 2003年01月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】 第1-1処理過程では、 該太陽電池設置地点の月ごと1日合計の(水平面)日射量に替え[月平均+標準偏差(σ)]の日射量が、日出・日入時刻の日射強度を零とする正弦波曲線内の面積と一致する正弦波曲線、およびこの曲線の2倍周期の正弦波曲線を作成し、これらの正弦波曲線を合成した曲線を作成し、この曲線により月ごと時刻別の水平面日射強度を算出し、 第1-2処理過程では、 第1-1処理過程で算出した月ごと時刻別の水平面日射強度を、該太陽電池設置地点の月平均直達比率により直達光と散乱光に分離した後、該太陽電池設置地点の緯度・設置方位・設置傾斜角、太陽赤緯を使い受光面の直達光と散乱光の強さを計算し、これらの光を合成して該太陽電池受光面の月ごと時刻別日射強度(E2)を算出し、 第1-3処理過程では、 第1-2処理過程で算出した時刻別日射強度(E2)と、該太陽電池設置地点の月ごと平均最高気温・最低気温から計算した月ごと時刻別外気温と、月ごと平均風速を説明変数として太陽電池温度を被説明変数とする重回帰式から、該太陽電池の月ごと時刻別太陽電池温度(T2)を算出し、 一方、第1-4処理過程では、 標準太陽電池を基準状態(日射強度1kW/m2、太陽電池温度25°C)に保った時の太陽電池モジュールの特性値(ISC(短絡電流)、IOP(最適電流)、VOP(最適電圧)、VOC(開放電圧)、FF(=(IOP・VOP)/(ISC・VOC))(曲線因子)のうち、FFを該設置太陽電池モジュールのFFに一致するようV(電圧)-I(電流)値を移動、すなわち最大出力の動作点を移動し、 第1-5処理過程では、 第1-4処理過程で移動した最大出力動作点の移動にともなって(沿って)、標準太陽電池の各動作点(数十組のV-Iの値)を移動(変換)し、 第1-6処理過程では、 第1-5処理過程で変換した標準太陽電池の各動作点(数十組のV-Iの値)を該太陽電池モジュールの特性値(ISC、IOP、VOP、VOC)と一致するよう各動作点を再度変換した動作点(数十組のV1-I1の値)を保持し、 第1-7処理過程では、 該設置太陽電池モジュールの特性値(α(短絡電流温度係数)、β(開放電圧温度係数)、RS(直列抵抗)、K(曲線補正因子))および、第1-2処理過程で算出した日射強度(E2)、第1-3処理過程で算出した太陽電池温度(T2)を使い、第1-6処理過程で保持している数十組の動作点の電圧-電流値(V1-I1)を次式により再び変換し、数十組の電圧-電流値(V2-I2)を算出し、保持し、 I2=I1+ISC{(E2/E1)-1}+α(T2-T1) V2=V1+β(T2-T1)-RS(I2-I1)-K・I2(T2-T1) (但し、E1,T1は基準状態の日射強度(1kW/m2)、太陽電池温度(25°C)) 第1-8処理過程では、 第1-7処理過程で保持している該太陽電池モジュール単位での各値を該太陽電池設備容量での各値に換算し、保持し、 第2処理過程では、 第1-8処理過程で保持している数十組のV-Iの値から電力(V*I)の最大値を算出し、この値を該太陽電池設備の時刻別太陽電池発電量として月ごとに保持し、 第3処理過程では、 第2処理過程で保持した月ごと時刻別発電量をオフピーク時間帯(日出〜13時など)について積算し、該太陽電池設備の月ごとオフピーク時間帯の1日当りの電力量として保持し、 第4処理過程では、 第3処理過程で保持している月ごとの電力量を蓄電池に蓄える場合、蓄電池の直流充放電効率・放電深度を考慮した必要な蓄電池容量を算出し、最大月の蓄電池容量を該太陽電池設備に必要な蓄電池容量とする蓄電池容量の算出方法
IPC (1件):
H02J 7/35 ( 200 6.01)
FI (1件):
H02J 7/35 A
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭64-050723
  • 太陽光発電出力制御方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-078154   出願人:財団法人電力中央研究所
  • 太陽電池応用機器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-286107   出願人:キヤノン株式会社
審査官引用 (5件)
  • 特開昭64-050723
  • 特開昭64-050723
  • 特開昭64-050723
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