特許
J-GLOBAL ID:201103070498869612

柱と梁の接合部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-125941
公開番号(公開出願番号):特開2000-319995
特許番号:特許第4424776号
出願日: 1999年05月06日
公開日(公表日): 2000年11月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 柱は2つのI形の鋼材が十字状に交差する十字形鉄骨柱を有する断面が矩形の鉄骨鉄筋コンクリート柱であり、 前記十字形鉄骨柱を構成する2つのI形の鋼材の各ウェブは前記矩形の4辺のうちの互いに対向する2辺に平行するようにそれぞれ配置され、 梁はI形鉄骨梁またはI形鉄骨梁を有する鉄骨鉄筋コンクリート梁で3つ設けられ、前記十字形鉄骨柱を構成する2つのI形の鋼材の4つのフランジのうちの3つのフランジにそれぞれ連結され、 前記十字形鉄骨柱の外側周囲で前記矩形の各角部に上下に延在する複数の柱主筋が配設された柱と梁の接合部構造において、 複数のコ字形横補強筋と複数のU字形横補強筋が設けられ、 前記コ字形横補強筋は、直線状に延在する中央辺部と、前記中央辺部の両端から直角に屈曲されたのち直線状に延在する一対の差し込み辺部とからコ字形に形成され、 前記U字形横補強筋は、互いに対向する一対の差し込み辺部とこれら差し込み辺部を連結する連結辺部からU字形に形成され、 前記複数のコ字形横補強筋は柱梁接合部において互いに上下に間隔をおき、十字形鉄骨柱を構成する一方のI形の鋼材のフランジで梁が連結されないフランジの外側方から、このフランジの幅方向の外側で前記矩形の2つの角部を通る各柱主筋が前記両端の差し込み辺部の内側に位置するように前記中央辺部が柱主筋に当て付けられると共に、コ字形横補強筋の差し込み辺部の先部が、十字形鉄骨柱を構成する他方のI形の鋼材の両フランジに連結されたI形鉄骨梁のウェブの挿通孔に挿通されて配設され、 前記差し込み辺部の先端は、前記鉄骨鉄筋コンクリート柱の断面中心を通る中心線で前記中央辺部と平行する中心線を横切ってこの中心線よりも突出しており、 前記複数のU字形横補強筋は柱梁接合部において互いに上下に間隔をおき、前記コ字形横補強筋が掛けられなかった前記矩形の残りの2つの角部を通る各柱主筋が前記一対の差し込み辺部の間に位置し、一対の差し込み辺部の先部が鉄骨鉄筋コンクリート柱の中心寄りに位置するように前記連結辺部が柱主筋に当て付けられて配設され、 これらコ字形横補強筋とU字形横補強筋は十字形鉄骨柱および柱主筋と共にコンクリートに埋設され、 前記差し込み辺部の先端の前記ウェブからの突出長さは、前記コ字形横補強筋を構成する構造用鉄筋の直径をDとした場合、15×D以上である、 ことを特徴とする柱と梁の接合部構造。
IPC (1件):
E04B 1/30 ( 200 6.01)
FI (1件):
E04B 1/30 E
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 「鉄骨鉄筋コンクリート造配筋指針(案)・同解説」, 19940701, p8-p9、p71-p75
審査官引用 (4件)
  • 「鉄骨鉄筋コンクリート造配筋指針(案)・同解説」, 19940701, p8-p9、p71-p75
  • 「鉄骨鉄筋コンクリート造配筋指針(案)・同解説」, 19940701, p8-p9、p71-p75
  • 「鉄骨鉄筋コンクリート造配筋指針(案)・同解説」, 19940701, p8-p9、p71-p75
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