特許
J-GLOBAL ID:201103070671266783

配管系の減肉管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-177779
公開番号(公開出願番号):特開2001-012698
特許番号:特許第3832142号
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2001年01月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】純水管理されたプラントにおける炭素鋼、および低合金鋼製配管系を備えた配管系の減肉評価システム において、 配管点検時に実施した各測定ポイントにおける肉厚測定結果を蓄積する肉厚測定結果データベース部と、肉厚測定結果データベースに蓄積された今回点検測定結果、および前回点検時までに実施した配管の肉厚測定結果を比較することにより測定減肉速度を算出するポイント減肉速度算出部と、 配管温度、または配管内部流体温度の測定器、および、配管内流体湿り度測定器、および配管内流体速度測定器から構成される配管状態測定部と、 配管状態データを蓄積する配管状態データベース部と、 配管温度の測定結果、または配管内部流体温度の測定結果、配管内流体湿り度の測定結果、および配管内流体速度の測定結果をパラメータとして、測定減肉速度の最大値を用いて減肉速度を表現する数学式を構築する減肉速度モデル式構築部と、 前記配管系における各減肉測定ポイントの配管状態を用いて最大減肉速度を算出する最大減肉速度算出部と、 前記最大減肉速度と予め設定しておいた点検配管肉厚を用いて、点検配管肉厚に達するまでの期間を算出することにより前記配管における次回までの点検インターバルを決定する次回点検インターバル計算部と、 配管の必要最小肉厚を用いて、前記配管における余寿命を計算する余寿命計算部と、前記次回までの点検インターバルに基づいて肉厚測定年次計画スケジュールを作成する肉厚測定年次計画スケジュール作成部とを備え、 前記減肉速度モデル式は、前記プラント全体の測定データを、内部流体が液単相でかつ配管材質が炭素鋼の場合の測定データ、内部流体が気液二相でかつ配管材が炭素鋼の場合の測定データ、配管材質が低合金鋼の場合の測定データの3種類に分類して、分類されたそれぞれの測定データを用いて構築することを特徴とする配管系の減肉評価システム。
IPC (1件):
F17D 5/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
F17D 5/00
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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