特許
J-GLOBAL ID:201103070942287846

エンコーダ付車輪支持用転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-075648
公開番号(公開出願番号):特開2011-208702
出願日: 2010年03月29日
公開日(公表日): 2011年10月20日
要約:
【課題】エンコーダ1の被検出面とセンサ4の検出部との距離に関する精度を向上させて、回転速度検出の信頼性をより一層向上させたエンコーダ付車輪支持用転がり軸受ユニットを提供する。【解決手段】カバー19aの各部の形状及び寸法を規制する事により、このカバー19aの重心Gを、このカバー19aの塞ぎ板部21aの内部に位置させる。この様な構成を採用する事により、外輪7の軸方向内端部に前記カバー19aの円筒部20を締り嵌めで内嵌する事に伴って生じる、前記塞ぎ板部21aのうち前記エンコーダ1の被検出面に近接対向する外径側平板部25の軸方向の歪み変形量を抑制する。そして、前記エンコーダ1の被検出面とセンサ4の検出部との距離に関する精度を向上させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内周面に複列の外輪軌道を有し、使用時に懸架装置に支持固定された状態で回転しない外輪と、外周面に複列の内輪軌道を有し、使用時に車輪を支持固定した状態でこの車輪と共に回転するハブと、これら両内輪軌道と前記両外輪軌道との間に、両列毎に複数個ずつ設けられた転動体と、軸方向内側面を、円周方向に関して磁気特性が交互に変化する被検出面とし、前記ハブにこのハブと同心に支持固定されたエンコーダと、非磁性板製で、円筒部及びこの円筒部の軸方向内端開口を塞ぐ塞ぎ板部を有し、このうちの円筒部を前記外輪の軸方向内端部に締り嵌めで内嵌すると共に、前記塞ぎ板部を前記エンコーダの被検出面に近接対向させたカバーとを備えたエンコーダ付車輪支持用転がり軸受ユニットに於いて、前記カバーを構成する塞ぎ板部のうち、前記エンコーダの被検出面を近接対向させる部分を含む外径側部分が円輪状の外径側平板部であり、同じくこの外径側平板部よりも内径側の部分が、この外径側平板部よりも軸方向外側に位置する形状を有する内径側板部であり、前記カバーの重心が、この内径側板部の内部に位置している事を特徴とするエンコーダ付車輪支持用転がり軸受ユニット。
IPC (4件):
F16C 33/76 ,  F16C 19/18 ,  F16C 41/00 ,  B60B 35/02
FI (4件):
F16C33/76 A ,  F16C19/18 ,  F16C41/00 ,  B60B35/02 Z
Fターム (23件):
3J016AA02 ,  3J016BA02 ,  3J016CA03 ,  3J217JA02 ,  3J217JA13 ,  3J217JA24 ,  3J217JA34 ,  3J217JB23 ,  3J217JB25 ,  3J217JB37 ,  3J217JB64 ,  3J217JB84 ,  3J701AA03 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA73 ,  3J701EA06 ,  3J701EA14 ,  3J701EA31 ,  3J701GA03 ,  3J701XB03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)
  • 転がり軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-248569   出願人:光洋精工株式会社
  • 車輪用転がり軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-355116   出願人:株式会社ジェイテクト

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