特許
J-GLOBAL ID:201103073693296120

R-Fe-B系希土類焼結磁石およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 奥田 誠司 ,  喜多 修市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-094996
公開番号(公開出願番号):特開2011-223007
出願日: 2011年04月21日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】少ない量の重希土類元素RHを効率よく活用し、磁石が比較的厚くとも、磁石全体にわたって主相結晶粒の外郭部に重希土類元素RHを拡散させたR-Fe-B系希土類焼結磁石を提供する。【解決手段】まず軽希土類元素RL(NdおよびPrの少なくとも1種)を主たる希土類元素Rとして含有するR2Fe14B型化合物結晶粒を主相として有するR-Fe-B系希土類焼結磁石体を用意する。次に、焼結磁石体の表面に金属元素M(MはAl、Ga、In、Sn、Pb、Bi、Zn、およびAgからなる群から選択された少なくとも1種)を含有するM層を堆積した後、重希土類元素RH(Dy、Ho、およびTbからなる群から選択された少なくとも1種)を含有するRH層をM層上に堆積する。この後、焼結磁石体を加熱し、表面から金属元素Mを焼結磁石の内部に拡散させ、また、表面から重希土類元素RHを焼結磁石体の内部に拡散させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
軽希土類元素RL(NdおよびPrの少なくとも1種)を主たる希土類元素Rとして含有するR2Fe14B型化合物結晶粒を主相として有するR-Fe-B系希土類焼結磁石であって、 表面から粒界拡散によって内部に導入された金属元素M(MはAl、Ga、In、Sn、Pb、Bi、Zn、およびAgからなる群から選択された少なくとも1種)と、表面から粒界拡散によって内部に導入された重希土類元素RH(Dy、Ho、およびTbからなる群から選択された少なくとも1種)とを含有し、 前記重希土類元素RHが前記表面から0.5mm以上の深さまで拡散しており、 前記主相としての前記R2Fe14B型化合物結晶粒の外郭部において前記重希土類元素RHが濃縮された層が形成されており、 前記濃縮された層における重希土類元素RHの濃度は、前記濃縮された層の内側における重希土類元素RHの濃度よりも高い、R-Fe-B系希土類焼結磁石。
IPC (5件):
H01F 1/053 ,  C22C 38/00 ,  B22F 3/24 ,  H01F 1/08 ,  H01F 41/02
FI (5件):
H01F1/04 H ,  C22C38/00 303D ,  B22F3/24 K ,  H01F1/08 H ,  H01F41/02 G
Fターム (16件):
4K018AA27 ,  4K018FA11 ,  4K018FA23 ,  4K018KA45 ,  5E040AA04 ,  5E040AA19 ,  5E040BC01 ,  5E040BD01 ,  5E040CA01 ,  5E040NN01 ,  5E040NN06 ,  5E062CD04 ,  5E062CE04 ,  5E062CF01 ,  5E062CG03 ,  5E062CG07
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (7件)
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