特許
J-GLOBAL ID:201103074184990064
亜鉛めっき鋼板のレーザ重ね溶接方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (10件):
奥山 尚一
, 有原 幸一
, 松島 鉄男
, 河村 英文
, 吉田 尚美
, 中村 綾子
, 深川 英里
, 森本 聡二
, 角田 恭子
, 広瀬 幹規
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-102902
公開番号(公開出願番号):特開2011-230158
出願日: 2010年04月28日
公開日(公表日): 2011年11月17日
要約:
【課題】亜鉛蒸気による溶接欠陥を回避するための付加的工程を必要とせず、亜鉛めっき鋼板を密着させた状態での高速かつ高品質の溶接接合を行えるとともに、溶接区間終端部の穴痕跡を防止できる亜鉛めっき鋼板のレーザ重ね溶接方法を提供する。【解決手段】少なくとも1枚が亜鉛めっき鋼板である2枚の鋼板11,12を、その亜鉛めっき層を接合面として直接重ね合わせ、一方の鋼板表面に、所定のパワーおよび速度条件にてレーザ照射を行い、レーザ照射位置から後方に延びる溶融池内で、少なくとも前記表面側の鋼板に細長い穴を生じさせ、レーザ照射で発生した金属蒸気を前記細長い穴からレーザ走行方向後方側かつレーザ照射源側に排出させつつ溶接する亜鉛めっき鋼板のレーザ重ね溶接方法において、前記直接重合領域内に位置した既溶接区間103に、当該溶接区間の終端部132を重ね、レーザ強度を漸減して溶接を終端させる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
少なくとも1枚が亜鉛めっき鋼板である2枚の鋼板を、その亜鉛めっき層を接合面として直接重ね合わせ、該直接重合領域における一方の鋼板表面に、所定のパワーおよび速度条件にてレーザ照射を行い、レーザ照射位置から後方に延びる溶融池内で、少なくとも前記表面側の鋼板に細長い穴を生じさせ、レーザ照射で発生した金属蒸気を前記細長い穴からレーザ走行方向後方側かつレーザ照射源側に排出させつつ溶接する亜鉛めっき鋼板のレーザ重ね溶接方法において、
前記直接重合領域内に位置した既溶接区間に、当該溶接区間または別の溶接区間の終端部を重ね、かつ、レーザ強度を漸減して既溶接区間内で溶接を終端させることを特徴とする亜鉛めっき鋼板のレーザ重ね溶接方法。
IPC (2件):
FI (2件):
B23K26/20 310G
, B23K26/32
Fターム (4件):
4E068BF00
, 4E068CG00
, 4E068DB01
, 4E068DB15
引用特許:
前のページに戻る