特許
J-GLOBAL ID:201103074646574959

窒化型方向性電磁鋼板の窒化後のコイル巻き取り方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  亀松 宏 ,  中村 朝幸 ,  永坂 友康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-151126
公開番号(公開出願番号):特開2011-006738
出願日: 2009年06月25日
公開日(公表日): 2011年01月13日
要約:
【課題】AlNを二次再結晶の主なインヒビターとし二次再結晶焼鈍前に窒化をする方向性電磁鋼板製造において、鋼板表面のグラス被膜形成を均一にならしめること。【解決手段】鋼帯を脱炭焼鈍後、一次再結晶焼鈍を施し、ストリップ走行状態下で水素、窒素及びアンモニアの混合ガス中で窒化処理し、その後MgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布して、鋼帯をコイル状に巻き取った状態で最終仕上げ焼鈍を施す際、鋼帯厚み表裏面における窒化窒素増量について、│(表側面窒化量-裏側面窒化量)/ΔN│×100≧15%、を満たす時は、窒化量が多い面をコイル状で最終仕上げ焼鈍する時のコイル外面側とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
鋼帯を脱炭焼鈍後、一次再結晶焼鈍を施し、ストリップ走行状態下で水素、窒素及びアンモニアの混合ガス中で窒化処理し、その後MgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布して、鋼帯をコイル状に巻き取った状態で最終仕上げ焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、鋼帯厚み表裏面における窒化窒素増量の差異が(式1)を満たす時は、窒化量が多い面をコイル状で最終仕上げ焼鈍する時のコイル外面側とすることを特徴とする鋼帯の巻き取り方法。 │(表側面窒化量-裏側面窒化量)/ΔN│×100≧15% ・・・(式1) ここで、 表側面窒化量:表側面の表面から板厚(1/10)tまでの部分の窒素含有量から溶製での窒素含有量を差し引いた値 裏側面窒化量:裏側面の表面から板厚(1/10)tまでの部分の窒素含有量から溶製での窒素含有量を差し引いた値 ΔN:総窒化量で、全板厚での窒化後窒素から窒化前窒素を差し引いた値 である。
IPC (2件):
C21D 9/46 ,  H01F 1/16
FI (2件):
C21D9/46 501A ,  H01F1/16 B
Fターム (36件):
4K033AA02 ,  4K033BA01 ,  4K033BA02 ,  4K033CA01 ,  4K033CA02 ,  4K033CA03 ,  4K033CA04 ,  4K033CA05 ,  4K033CA07 ,  4K033CA08 ,  4K033CA09 ,  4K033DA01 ,  4K033FA01 ,  4K033FA03 ,  4K033FA10 ,  4K033FA13 ,  4K033FA14 ,  4K033HA06 ,  4K033JA05 ,  4K033LA01 ,  4K033MA01 ,  4K033MA02 ,  4K033MA03 ,  4K033MA04 ,  4K033NA01 ,  4K033NA02 ,  4K033RA04 ,  4K033SA02 ,  4K033SA03 ,  4K033TA02 ,  4K033TA04 ,  5E041AA11 ,  5E041BC01 ,  5E041CA02 ,  5E041HB14 ,  5E041NN05
引用特許:
審査官引用 (2件)

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