特許
J-GLOBAL ID:201103076858179220

ポリエステル組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三原 秀子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-211688
公開番号(公開出願番号):特開2011-057924
出願日: 2009年09月14日
公開日(公表日): 2011年03月24日
要約:
【課題】本発明の目的は、主にチタン触媒を用いて製造されたポリエステルを用いた繊維を製造する際に、配向結晶性が抑制された、特にワンステップの製糸工程において、高い強度を発現する繊維を安定して製造することが出来る製糸性に優れたポリエステルの組成物製造方法を提供することである。【解決手段】テレフタル酸とエチレングリコールからポリエステルを製造するに際して、エステル化反応又は重縮合反応においてMg、Mn、Co、Znのカルボン酸金属塩をポリエステルの繰り返し単位当たり10〜1000ミリモル%添加し、その添加の前後にホスホン酸化合物を添加して層状構造粒子を形成させ、ホスホン酸化合物を添加した後にチタン化合物をポリエステルを構成する全繰返し単位に対してチタン原子として3〜30ミリモル%になるように添加し、エステル化反応、重縮合反応を行うポリエステル組成物の製造方法によって上記目的が達成される。【選択図】なし
請求項(抜粋):
テレフタル酸成分と、エチレングリコール成分とからエステル化反応槽にてエステル化反応を行いテレフタル酸のエチレングリコールエステルおよび/またはオリゴマーを生成する工程と、得られた生成物を重縮合反応槽にて重縮合反応を行う工程を有する製造工程にてポリエステルを製造するに際して、 該製造工程の途中の段階で、エステル化反応槽または該重縮合反応槽へ下記一般式(I)で表されるカルボン酸金属塩の1種または2種以上の混合物を、ポリエステルを構成する全繰返し単位に対して金属原子換算で10〜1000ミリモル%添加し、 (R-COO)2M (I) [上記式(I)中、Rは1〜10個の炭素原子を有するアルキル基もしくは6〜10個の炭素原子を有するアリール基を表し、Mはマンガン、マグネシウム、コバルトおよび亜鉛よりなる群から選ばれる金属原子を表す。] 該カルボン酸金属塩の添加の前もしくは後に、下記一般式(II)で表されるホスホン酸化合物を下記数式(1)を満たす範囲でエステル化反応槽または該重縮合反応槽へ添加してポリエステル内部に層状構造を有する粒子を形成させるとともに、
IPC (2件):
C08G 63/78 ,  C08G 63/82
FI (2件):
C08G63/78 ,  C08G63/82
Fターム (15件):
4J029AA03 ,  4J029AB05 ,  4J029AE02 ,  4J029BA03 ,  4J029CB06 ,  4J029HA01 ,  4J029HB01 ,  4J029JA253 ,  4J029JB161 ,  4J029JB171 ,  4J029JC571 ,  4J029JF131 ,  4J029JF321 ,  4J029JF541 ,  4J029JF571
引用特許:
審査官引用 (3件)

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