特許
J-GLOBAL ID:201103077013218540

損失コスト計算方法及び損失コスト計算プログラム、並びに損失コスト計算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-274836
公開番号(公開出願番号):特開2011-118618
出願日: 2009年12月02日
公開日(公表日): 2011年06月16日
要約:
【課題】 工程が進むにつれて物量が減少してゆく生産ラインを対象として、各工程で発生する歩留り落ちに対して費やされた損失コストを計算する。【解決手段】 事前に与えられた生産量情報、通過工程情報、コスト情報(S1)に基づいて、各製品の工程毎に、歩留り落ちとして加工前後の物量の減少量(工程別損失量)を算出し(S3)、当該工程を含む上工程の全てに対して上工程での損失訴求量として登録する(S4)。設備毎の加工費単価を元に、工程毎に、損失訴求量と加工費単価の積(損失訴求コスト)を計算し(S5)、各工程の工程別損失量と原料費単価の積(原料損失コスト)を登録する(S6)。損失訴求コスト及び原料損失コストを参照して、製品毎に合計して、製品別損失コストを計算する(S7)。損失訴求コスト及び原料損失コストを参照して、設備毎に合計して、設備別損失コストを計算する(S9)。損失訴求コスト及び原料損失コストと、製品別損失コスト及び設備別損失コストの計算結果を出力する(S10)。【選択図】図3
請求項(抜粋):
計算機において、複数の工程を通過して素材が加工される生産ラインで発生するコストの内、途中工程で失われる歩留り落ちに起因する損失コストを計算する損失コスト計算方法であって、 計算機の演算部により実行される処理が、 予め登録された、生産ラインで通過する工程とその順番、各工程で利用する設備、及び、各設備での歩留りに関する製品毎の工程情報と、所定期間内の生産量に関する製品毎の生産量情報と、に基づいて、各製品について、工程毎に前後工程における物量の減少量を計算し、工程別損失量として登録する工程別損失量計算ステップと、 各製品について、工程毎に、当該工程を含む上工程の全て工程に対して、前記工程別損失量を損失訴求量として設定する上工程への損失訴求量計算ステップと、 各製品について、予め登録された製品や設備に関する加工費単価と、前記損失訴求量と、を乗じて、各工程の損失訴求コストを計算する上工程への損失訴求コスト計算ステップと、 各製品について、予め登録された製品に関する原料費単価と、前記工程別損失量と、を乗じて、各工程の原料損失コストを計算する原料損失コスト計算ステップと、 を有することを特徴とする損失コスト計算方法。
IPC (2件):
G06Q 50/00 ,  G05B 19/418
FI (2件):
G06F17/60 108 ,  G05B19/418 Z
Fターム (2件):
3C100AA57 ,  3C100BB15
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
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