特許
J-GLOBAL ID:201103078010784410

コンピュータ制御の液体処理ワークステーションにおける直接分注

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山田 卓二 ,  田中 光雄 ,  竹内 三喜夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-505527
公開番号(公開出願番号):特表2011-519029
出願日: 2009年04月24日
公開日(公表日): 2011年06月30日
要約:
インタフェース(1)に関するとともに、作業面(3)、少なくとも一つのピペット(6)を有する電動式分注ロボット(5)、及び、分注ロボット(5)が接続される制御コンピュータ(10)を有するコンピュータ制御の液体処理ワークステーション(2)の遠隔制御のためのインタフェースの使用に関する。制御コンピュータ(10)において作動する制御プログラム(11)は、分注ロボット(5)に対して、作業面(3)の特定位置(12、12’、12”)に少なくとも一つのピペット(6)を位置決め可能とし、その少なくとも一つのピペット(6)を用いてそこで特定の動作(13)を実行可能とする。インタフェース(1)は、入力手段(16)、可視化手段(17)、インタフェース・ソフトウェア(18)、及び電子メモリ(19)を備える。可視化手段(17)は、液体処理ワークステーション(2)の作業面(3)で容器(4)が置かれた位置(12)、及びピペット(6)を用いて実行可能な特定動作(13)の選択を可視化することを実行する。本発明によれば、インタフェース(1)及びインタフェース・ソフトウェア(18)は、入力手段(16)あるいはインタフェース(1)によって任意に選択された少なくとも一つのピペット(6)を、及び特定の容器(4)に少なくとも一つの指定された分注位置(12、12’、12”)を、アイコン(35)として可視化することを実行し、またさらに、特定位置(12、12’、12”)を指定した直後で、選択された特定動作(13)を実行する前に、特定の容器(4)の指定された分注位置(12、12’、12”)に選択されたピペット(6)を位置決めするように、コンピュータ制御の液体処理ワークステーション(2)の分注ロボット(5)を誘導することを実行する。あるいは、インタフェース(1)及びインタフェース・ソフトウェア(18)は、2次元又は3次元シミュレーションで、コンピュータ制御の液体処理ワークステーション(2)の分注ロボット(5)を可視化するために、及び、特定位置(12、12’、12”)を指定した直後で、選択された特定動作(13)を実行する前に、特定の容器(4)の指定された分注位置(12、12’、12”)に選択されたピペット(6)を実質的に位置決めするために実施されあるいは使用される。
請求項(抜粋):
コンピュータ制御の液体処理ワークステーション(2)用のインタフェース(1)であって、ワークステーション(2)は、 (a) 容器(4)配置用の本質的に水平に配向された作業面(3)と、 (b) 液体試料(7)を吸引及び分配する少なくとも一つのピペット(6)を有する電動式分注ロボット(5)と、 (c) 制御コンピュータ(10)であって、分注ロボット(5)が電気的に接続され、この制御コンピュータ(10)において起動された少なくとも制御プログラム(11)部分が分注ロボット(5)に対して、作業面(3)の特定位置(12, 12’, 12”)に少なくとも一つのピペット(6)を位置決めすることを可能にし、かつ少なくとも一つのピペット(6)を用いてそこで特定動作(13)を実行可能にする制御コンピュータ(10)と、を備え、 インタフェース(1)は、制御コンピュータ(10)に接続可能あるいはその中に統合され、かつ入力手段(16)、可視化手段(17)、インタフェース・ソフトウェア(18)及び電子メモリ(19)を備え、可視化手段(17)は、液体処理ワークステーション(2)の作業面(3)に容器(4)が置かれた位置(12)、及び少なくとも一つのピペット(6)を用いて実行可能な特定動作(13)の選択、をアイコン(35)の形で可視化することを少なくとも実行し、ここで、それらのピペット(6)及び位置(12)に関する情報は、電子メモリ(19)に格納可能であり、インタフェース・ソフトウェア(18)を用いてそこから検索可能であり、 上記インタフェース(1)及び上記インタフェース・ソフトウェア(18)は、入力手段(16)あるいはインタフェース(1)によって任意に選択された少なくとも一つのピペット(6)を、及び特定の容器(4)での少なくとも一つの指定された分注位置(12, 12’, 12”)をアイコン(35)として可視化することを実行し、かつ、 上記インタフェース(1)及び上記インタフェース・ソフトウェア(18)は、特定位置(12, 12’, 12”)を指定した直後で、選択された特定動作(13)を実行する前に、特定の容器(4)の指定された分注位置(12, 12’, 12”)に選択されたピペット(6)を位置決めするために、コンピュータ制御の液体処理ワークステーション(2)の分注ロボット(5)を移動することを実行する、 ことを特徴とするインタフェース。
IPC (2件):
G01N 35/02 ,  G01N 35/10
FI (2件):
G01N35/02 G ,  G01N35/06 A
Fターム (4件):
2G058CC02 ,  2G058ED02 ,  2G058ED19 ,  2G058GE06
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 特表平4-507022
  • 試料分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-231591   出願人:シスメックス株式会社
  • 自動分注装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-334431   出願人:日立工機株式会社
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