特許
J-GLOBAL ID:201103078480588870

弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外4名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-248939
公開番号(公開出願番号):特開2000-120752
特許番号:特許第3274435号
出願日: 1999年09月02日
公開日(公表日): 2000年04月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】 シリンダ(13)と、該シリンダ内において2つの作動空間(23,25)を両端部側に画成している軸方向に移動可能なピストン(17)と、該ピストン内においてピストンロッド(15)の周りを軸方向移動可能に第1の閉止弁(27)を構成する弁体(29)を挟んで対向配置された1対の弁摺動部材(35、35’)と、軸方向に離間配置されかつ各々密封体(49,49’)を有する2つの第2の閉止弁(47,47’)を介して該弁摺動部材の外側を取囲んで設けられた弁スリーブ(31)と、該弁スリーブと前記弁摺動部材との間において画成された1対の圧力調整室(21,21’)とを備えており、前記弁摺動部材の互いに対向する弁面(33,33’)と前記弁体(29)に対する軸方向距離を変更する弁運動を行なうことにより前記ピストン内の流体がの貫流に影響を及ぼすように構成された弁装置(19)において、前記弁体(29)が、その弁運動を妨げる方向にピストンの移動速度に依存して作動する緩衝装置(37,37’;41,41’)に前記弁摺動部材(35,35’)を介して接続されており、前記緩衝装置が、圧力媒体で充填されかつシリンダ内に連通する少なくとも1つのオリフィス孔(41c,41c’)を穿設された緩衝室(55,55’)を画成しているハウジング( 41、41’) と、該ハウジング内で前記緩衝室を移動部分(37a,37a’)により密封するスライド部材(37,37’)と、前記スライド部材を前記緩衝室内で対向方向に弾性偏倚している閉止ばね(39,39’)とを備え、前記スライド部材(37,37’)が、前記弁摺動部材(35,35’)と係合して前記弁体(29)を軸方向移動可能に支持すると共に前記弁体の作動位置を規定しており、一方の前記弁摺動部材(35,35’)の離反方向への移動により発生する前記圧力調整室(21,21’)内における負圧を開放するために、反跳圧力下の作動流体を該圧力調整室内へ流入させる該弁摺動部材内に形成された閉止可能な第2の圧力バランス調整通路(87,87’)を有しており、更に、前記第1の閉止弁(27)を介して前記圧力調整室内に流入した作動流体の反跳圧力を緩衝するために、前記弁スリーブが該作動流体を前記第2の閉止弁(47,47’)を介さずに前記シリンダ内に排出するためのスリット(57,57’)で構成された絞り手段を備えていることを特徴とする弁装置。
IPC (4件):
F16F 9/00 ,  B60J 5/10 ,  E05C 17/30 ,  F16F 9/34
FI (4件):
F16F 9/00 A ,  B60J 5/10 B ,  E05C 17/30 ,  F16F 9/34
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-343109
  • 逆止弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-181621   出願人:株式会社エフエムバルブ製作所
  • 特開昭60-192102
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