特許
J-GLOBAL ID:201103078723303500

アダプティブアレイアンテナを使用した無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-023469
公開番号(公開出願番号):特開2000-224097
特許番号:特許第3641961号
出願日: 1999年02月01日
公開日(公表日): 2000年08月11日
請求項(抜粋):
【請求項1】 符号分割多元接続方式(CDMA方式)を採用し、上り回線と下り回線とに異なるキャリア周波数を使用するセルラ無線通信基地局において、空間に分散した複数のアンテナと、ある通信端末乙に注目する場合に、乙が送信時に使った拡散符号系列と複素共役の関係にある逆拡散用符号系列を準備し、乙から基地局までの伝搬遅延に相当する適当な位相差をもって、該アンテナが受信した信号に掛け合わせ、総和をとる逆拡散手段と、該逆拡散手段の内、特定の端末に対応する符号系列の、特定の伝搬路に対応する符号位相における複数あるアンテナ毎の出力に対し、各アンテナ間の相関を計算し、蓄積する空間相関推定手段と、該基地局から端末乙への下り回線で送信する情報を変調する下り回線変調手段と、下り回線の送信出力を決定する下り回線送信出力制御手段と、該下り回線送信出力制御手段の指示により該下り回線変調手段の出力を調整する下り回線送信電力重み付け手段と、複数のアンテナから該下り回線変調手段の出力が適当な複素振幅で信号が出力されるよう重み付けを行う下り回線ビーム形成手段と、該空間相関推定手段の出力から、各端末、各パスに関するサブスペースを計算し、それぞれのサブスペースに対して、上り回線と下り回線の周波数変換操作を行い、また得られた下り回線用の端末乙以外全てのサブスペースに対して、サブスペースの最大対角要素で規格化し、且つ下り回線送信出力制御手段から得た下り回線の送信出力値で重み付け加算して干渉信号のサブスペースをもとめ、且つ端末乙に関する相関行列から得られるアレイ応答ベクトルと、該干渉サブスペースから、乙に対する下り回線ビーム形成手段の重みを決定する下り回線アレイ重み制御手段を具備することを特徴とする無線通信基地局。
IPC (5件):
H04B 7/26 ,  H01Q 3/26 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/10 ,  H04J 13/00
FI (6件):
H04B 7/26 B ,  H04B 7/26 102 ,  H01Q 3/26 C ,  H04B 1/10 L ,  H04B 7/10 A ,  H04J 13/00 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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