特許
J-GLOBAL ID:201103079023399392
過剰遅延勾配を監視する地上システムおよび方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
小野 新次郎
, 小林 泰
, 千葉 昭男
, 富田 博行
, 西山 文俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-286035
公開番号(公開出願番号):特開2011-185919
出願日: 2010年12月22日
公開日(公表日): 2011年09月22日
要約:
【課題】衛星信号の水平遅延勾配を監視する処理機能部を提供すること。【解決手段】処理機能部は、衛星差分モジュール、二重差分モジュール、および勾配推定器モジュールを含む。衛星差分モジュールは、互いに既知の幾何学的関係を有する少なくとも2つの基準受信機から、少なくとも2つの衛星の搬送波位相測定値を受け取る。衛星は、被監視衛星および少なくとも1つの他の衛星を含む。衛星差分モジュールは、被監視衛星からの信号と少なくとも1つの他の衛星からの信号との搬送波位相測定値の差分を決定する。二重差分モジュールは、少なくとも2つの基準受信機の対の間の二重差分を形成し、対の間の二重差分を基準受信機の既知の位置の差で補償し、二重差分を平均化する。勾配推定器モジュールは、被監視衛星に関する平均化された補償二重差分に基づいて水平遅延勾配の大きさを推定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
衛星信号(400(1〜N))の水平遅延勾配を監視する処理機能部(100)において、
少なくとも2つの基準受信機(251)から少なくとも2つの衛星(200(1〜2))の搬送波位相測定値を受け取るように構成された衛星差分モジュール(110)であって、前記少なくとも2つの衛星は、被監視衛星(200-1)および少なくとも1つの他の衛星(200-1)を含み、前記少なくとも2つの基準受信機は、互いに既知の幾何学的関係を有し、前記衛星差分モジュールは、前記被監視衛星からの信号と前記少なくとも1つの他の衛星のうちの少なくとも1つからの信号との間の搬送波位相測定値の差分を決定する、前記衛星差分モジュール(110)と、
前記搬送波位相測定値の前記差分に基づいて前記少なくとも2つの基準受信機の1または複数の対(270)の間で二重差分を形成し、
前記対の間の前記二重差分を前記対における前記基準受信機の既知の位置の差で補償し、
前記補償二重差分をマイナス1/2波長からプラス1/2波長の範囲に制限するためにモジュロ演算を実行し、
前記少なくとも2つの衛星間で前記被監視衛星に関して前記他の衛星にわたって前記二重差分を平均化するように構成された、二重差分モジュール(120)と、
前記被監視衛星に関する前記平均化された補償二重差分に基づいて前記水平遅延勾配の大きさを推定し、前記遅延勾配の前記推定大きさを被選択閾値と比較するように構成された、勾配推定器モジュール(130)とを含む、処理機能部(100)。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
5J062AA06
, 5J062AA09
, 5J062BB03
, 5J062CC07
, 5J062DD23
, 5J062EE02
, 5J062GG02
引用特許:
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