特許
J-GLOBAL ID:201103081165846714

回転陽極X線管及びそれを用いたX線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-314958
公開番号(公開出願番号):特開2002-319359
特許番号:特許第3995914号
出願日: 2001年10月12日
公開日(公表日): 2002年10月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】 電子線を発生する陰極と、該陰極からの電子線が衝突してX線を放出する円盤状のターゲット、該ターゲットを支持し高導電性の円筒状部を備えたロータ、該ロータと同軸に結合するフランジ部と細径軸とから成る回転軸、該回転軸の細径軸に結合され該回転軸を回転自在に支持する軸受、及び該軸受の外輪をその内周に支持する開口部と該開口部の入口と反対側の端部に陽極端とを備える底付き円筒状の固定部を有する回転陽極と、前記陰極と前記回転陽極とを対向して絶縁支持し、真空気密に内包する外囲器とを具備し、 前記ロータが、一端に前記ターゲットを支持するターゲット支持部を有し他端に開口部を有し、低熱膨張率で高強度の金属材料から成るターゲット支持軸と、該ターゲット支持軸の他端と結合するフランジ部、薄肉の円筒部及び前記回転軸のフランジ部に結合される底面部を有し、該円筒部と底面部が前記ターゲット支持軸の開口部内に収容され、比較的高い熱膨張率で低熱伝導率の金属材料から成る断熱支持体と、該断熱支持体のフランジ部の前記ターゲット支持軸との結合部とは反対側の面に結合され、高導電性の金属材料から成る円筒状のロータ円筒部とを備え、各部材間がろう付けによって結合されている回転陽極X線管において、 前記ロータを構成する前記ターゲット支持軸と前記断熱支持体とのろう付け結合部では、前記断熱支持体のフランジ部の外周部の一部が前記ターゲット支持体の開口部の外周部を覆う形状にて両部材が嵌合され、前記ターゲット支持軸の開口部の内周面及び前記断熱支持体の円筒部の外周面のうちの少なくとも一方の周面に凸状部が設けられ、該凸状部においてろう材の融点付近の温度にて前記内周面と前記外周面のそれぞれの一部がほぼ接触するように構成されていることを特徴とする回転陽極X線管。
IPC (2件):
H01J 35/10 ( 200 6.01) ,  H05G 1/30 ( 200 6.01)
FI (3件):
H01J 35/10 C ,  H01J 35/10 H ,  H05G 1/30 G
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • X線管装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-145279   出願人:株式会社日立メディコ
  • 特開昭47-024287
  • 特開昭57-036759
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