特許
J-GLOBAL ID:201103081594022967

無線通信システム、中継デバイスおよびルート探索宛先デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 政樹 ,  山川 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-175171
公開番号(公開出願番号):特開2011-030049
出願日: 2009年07月28日
公開日(公表日): 2011年02月10日
要約:
【課題】全ての中継ホップにおける受信電波強度が最も良好な通信経路が最適な中継経路として選択されることを保証する。【解決手段】例えば、受信電波強度の評価段階を「良好」,「許容」,「悪い」の3段階とし、「良好」はリンクコストを1、「許容」はN+1、「悪い」は(N(N+1))+1とする。ルート探索を行う場合、中継ノードは、ディスカバリパケットPの受信時の受信電波強度を評価し、その評価段階に応じたリンクコストを読み出し、受信したディスカバリパケットPのリンクコストフィールドFに書き込まれている値に加算し、リンクコストの積算値とする。宛先ノードは、全ての経路からのディスカバリパケットを受信し、そのディスカバリパケットに書き込まれているリンクコストの積算値に基づいて、リンクコストの積算値が最も小さい経路を中継経路して決定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ルート探索発行元デバイスと、ルート探索宛先デバイスと、前記ルート探索発行元デバイスから前記ルート探索宛先デバイスに宛ててブロードキャストで送信されるルート探索用パケットを中継する複数の中継デバイスとを備えた無線通信システムにおいて、 前記中継デバイスは、 受信電波強度の状態の良し悪しを区分して示す複数の評価段階の各々と前記無線通信システムにおける最大中継可能数によって重み付けが施されるルート探索判断指標との関係を記憶するルート探索判断指標記憶手段と、 前記ルート探索用パケットの受信時の受信電波強度を計測する受信電波強度計測手段と、 前記計測された受信電波強度が前記複数の評価段階のどの評価段階に属するのかを判定する評価段階判定手段と、 前記判定された評価段階に対応するルート探索判断指標を前記ルート探索判断指標記憶手段が記憶しているルート探索判断指標の中から読み出すルート探索判断指標読出手段と、 前記読み出されたルート探索判断指標を前記受信したルート探索用パケットのルート探索判断指標の書込領域に書き込まれている値に加算しルート探索判断指標の積算値とするルート探索判断指標加算手段と、 前記ルート探索判断指標の積算値が書き込まれたルート探索用パケットをブロードキャストにより転送するルート探索用パケット転送手段とを備え、 前記ルート探索宛先デバイスは、 前記ルート探索発行元デバイスから送信され前記無線通信システム中の全ての経路を経由して送られてくるルート探索用パケットを受信し、その受信したルート探索用パケットに書き込まれているルート探索判断指標の積算値に基づいて、そのルート探索判断指標の積算値が最も小さい経路を最適な中継経路として決定する中継経路決定手段 を備えることを特徴とする無線通信システム。
IPC (3件):
H04W 40/12 ,  H04W 40/28 ,  H04W 84/18
FI (3件):
H04Q7/00 348 ,  H04Q7/00 362 ,  H04Q7/00 633
Fターム (5件):
5K067AA23 ,  5K067CC14 ,  5K067DD17 ,  5K067DD44 ,  5K067EE25
引用特許:
審査官引用 (4件)
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