特許
J-GLOBAL ID:201103081820338549

2軸レール変位検出器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-217725
公開番号(公開出願番号):特開2001-041705
特許番号:特許第3498015号
出願日: 1999年07月30日
公開日(公表日): 2001年02月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 レール上を走行する車両に搭載される軌道検出装置に使用される、当該レールの左右方向および上下方向の変位を検出する2軸レール変位検出器において、レールの斜め上方近傍箇所に配設された、前記レールの内軌側側面の所定位置に定められている左右用測定基準点との相対距離を測定する左右用光式距離センサと、前記レールの上方近傍箇所に配設された、前記レールの頭頂面中央に定められている上下用測定基準点との相対距離を測定する上下用光式距離センサと、前記レールの所要角度上方箇所に配設された左右用回転ミラーであって、前記左右用光式距離センサから出た測定光が当該左右用回転ミラーで方向転換して前記レールの内軌側側面に至り、当該内軌側側面での反射光が当該左右用回転ミラーを介して前記左右用光距離センサに入射するように、回転軸取付角度を調整された左右用回転ミラーと、前記レールの上方箇所に配設された上下用回転ミラーであって、前記上下用光式距離センサから出た測定光が当該上下用回転ミラーで方向転換して前記レール頭頂面に至り、当該頭頂面での反射光が当該上下用回転ミラーを介して前記上下用光式距離センサに入射するように、回転軸取付角度を調整された上下用回転ミラーと、前記左右用回転ミラーを回転せしめる左右用サーボモータと、前記左右用回転ミラーの回転角を検出する左右用角度検出器と、前記上下用回転ミラーを回転せしめる上下用サーボモータと、前記上下用回転ミラーの回転角を検出する上下用角度検出器と、前記左右用光式距離センサにより測定された前記レールの内軌側側面と前記左右用回転ミラーとの間の距離測定値:L1、前記上下用光式距離センサにより測定された前記レール頭頂面と前記上下用回転ミラーとの間の距離測定値:L2、および前記左右用回転ミラーと前記上下用回転ミラーとの間の距離に比例した一定値L3の3つの値から、前記左右用回転ミラーの位置の、前記所要角度からの偏角:α、および前記上下用回転ミラーの位置の、前記レールの上方向からの偏角:βを計算し、前記計算した偏角:αと前記左右用角度検出器により検出された検出角度とを照査しつつ、前記左右用回転ミラーの回転制御を前記左右用サーボモータに行わせるとともに、前記計算した偏角:βと前記上下用角度検出器により検出された検出角度とを照査しつつ、前記上下用回転ミラーの回転制御を前記上下用サーボモータに行わせることで、前記レールの位置が左右および上下方向に相対移動した場合であっても、前記左右用測定基準点が前記左右用光式距離センサの測定点となり、前記上下用測定基準点が前記上下用光式距離センサの測定点となるよう前記レールを追尾せしめるとともに、更に、所定の測定間隔毎に、前記距離計測値:L1、前記距離計側値:L2、および前記一定値L3の3つの値から、前記左右用測定基準点および前記上下用測定基準点の位置を算出し、算出結果を、前記レールの左右方向および上下方向のレール変位として出力する制御演算回路と、を備えることを特徴とする2軸レール変位検出器。
IPC (2件):
G01B 11/00 ,  G01B 11/24
FI (2件):
G01B 11/00 A ,  G01B 11/24 A
引用特許:
出願人引用 (3件)

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