特許
J-GLOBAL ID:201103082311129899

回転電機及びその駆動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 伊藤 高順 ,  加藤 大登 ,  永井 聡 ,  碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-191945
公開番号(公開出願番号):特開2011-045193
出願日: 2009年08月21日
公開日(公表日): 2011年03月03日
要約:
【課題】単一のインバータで駆動でき、且つ、磁気騒音やリップルを低減できる回転電機を提供すること。【解決手段】本発明の回転電機1は、第1の巻線群4aと第2の巻線群4bがπ/6の位相差をもって巻装されている。また、第1の巻線群4aは各相巻線が互いに接続されてΔ結線を形成し、第2の巻線群4bはΔ結線の各相巻線間に対して接続されてY結線を形成することで、ΔY複合結線を形成しているため、通常の三相交流電流を通電すれば、必然的に両巻線群4a、4bに通電される電流もπ/6の位相差を有する。これによって、両巻線群4a、4bそれぞれの第6次高調波は互いに相殺されるため回転電機1の磁気騒音やトルクリップルを低減でき、且つ、位相の異なる第1の巻線群4aと第2の巻線群4bとを単一のインバータ5で駆動することができるので、システムの大型化やコストの増大を抑制できる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
NS磁極が交互に形成される回転子と、 前記回転子と対向して配置されると共にティースを周方向に複数有する固定子コアと、 前記ティースに集中巻で巻装される巻線とを備える回転電機において、 前記磁極の数は10nまたは14nであると共に前記ティースの数は12nであって(nは自然数)、 前記巻線は、X相巻線、Y相巻線、Z相巻線からなる第1の巻線群と、U相巻線、V相巻線、W相巻線からなる第2の巻線群とを有するとともに、周方向に順に、前記U相巻線、前記X相巻線、前記V相巻線、前記Y相巻線、前記W相巻線、前記Z相巻線、と配置され、 前記U相巻線と前記X相巻線、前記V相巻線と前記Y相巻線、前記W相巻線と前記Z相巻線とは、互いに巻回方向が異なるように前記ティースに巻装され、 前記第1の巻線群および前記第2の巻線群のうち一方の巻線群は、各相巻線が互いに接続されてΔ結線を形成し、 他方の巻線群の各相巻線は、一端部が前記一方の巻線群の各相巻線間に接続されてY結線を形成すると共に他端部が外部接続端子を形成するか、若しくは、一端部が前記一方の巻線群の各相巻線間に接続されて外部接続端子を形成すると共に他端部が中性点で接続されてY結線を形成することで、ΔY複合結線を形成し、 前記ΔY複合結線を前記固定子コアの周方向に2n組有することを特徴とする回転電機。
IPC (1件):
H02K 3/28
FI (1件):
H02K3/28 Z
Fターム (6件):
5H603AA01 ,  5H603BB05 ,  5H603CA01 ,  5H603CA05 ,  5H603CC11 ,  5H603CD00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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