特許
J-GLOBAL ID:201103082911946068

四サイクルエンジンの潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-276460
公開番号(公開出願番号):特開2002-089219
特許番号:特許第3854050号
出願日: 2000年09月12日
公開日(公表日): 2002年03月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 クランク室(6a)を有するクランクケース(6),シリンダボア(7a)を有するシリンダブロック(7),並びに吸気ポート(9)及び排気ポート(10)を有するシリンダヘッド(8)からなるエンジン本体(1)と,クランクケース(6)に支承されてクランク室(6a)に収容されるクランク軸(13)と,シリンダヘッド(8)に取付けられて吸気ポート(9)及び排気ポート(10)を開閉する吸気弁(18i)及び排気弁(18e)と,クランク軸(13)の回転に連動して吸気弁(18i)及び排気弁(18e)を開閉駆動するオーバーヘッドカム式動弁機構(22)とを備える,四サイクルエンジンにおいて, エンジン本体(1)の外側に潤滑用オイル(O)を貯留するオイルタンク(40)を配設し,該タンク(40)からその上方に延びるように形成した第1動弁室(21a)と,シリンダヘッド(8)に形成した第2動弁室(21b)とにわたり動弁機構(22)を配設して,第1動弁室(21a)に,動弁機構(22)の調時伝動装置(22a)とその調時伝動装置(22a)によって回転されるカム(26)とそのカム(26)に摺接して揺動するカムフォロワ(32i,32e)とを,また第2動弁室(21b)に,吸気弁(18i)及び排気弁(18e)を開閉駆動するロッカアーム(33i,33e)をそれぞれ収容すると共に、第1動弁室(21a)から第2動弁室(21b)まで延びてカムフォロワ(32i,32e)の揺動をロッカアーム(33i,33e)に伝えるロッカ軸(31i,31e)を設け、さらに第2動弁室(21b)に混合状態のオイル及びブローバイガスの気液分離を行うブリーザ室(69)を設けて,オイルタンク(40)及びクランク室(6a)間を通孔(55)で連通し,またクランク室(6a)及び第2動弁室(21b)間を,エンジン本体(1)の外側に配設されるオイル送り導管(60)で連通し,さらに第2動弁室(21b)及びオイルタンク(40)間をオイル戻し通路(78)で第1動弁室(21a)を介して連通し,オイルタンク(40)には,その貯留オイル(O)を攪拌,飛散させてオイルミストを生成するオイルミスト生成手段(56a,56b)を設けると共に,該タンク(40)内のオイルミストをクランク室(6a)を経てオイル送り導管(60)へ移送する移送手段(61)をオイル送り導管(60)に接続し,オイルタンク(40)内の飛散オイルで第1動弁室(21a)内の動弁機構(22)を潤滑し,オイル送り導管(60)から第2動弁室(21b)に移送されたオイルミストにより第2動弁室(21b)内の動弁機構(22)を潤滑するようにしたことを特徴とする,四サイクルエンジンの潤滑装置。
IPC (4件):
F01M 9/10 ( 200 6.01) ,  F01M 1/04 ( 200 6.01) ,  F01M 1/06 ( 200 6.01) ,  F01M 9/06 ( 200 6.01)
FI (8件):
F01M 9/10 A ,  F01M 9/10 M ,  F01M 1/04 ,  F01M 1/06 A ,  F01M 1/06 Q ,  F01M 1/06 Z ,  F01M 1/06 L ,  F01M 9/06 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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