特許
J-GLOBAL ID:201103082976125690

シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 健二 ,  菅井 英雄 ,  米澤 明 ,  小山 卓志 ,  田中 貞嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-283844
公開番号(公開出願番号):特開2011-126313
出願日: 2009年12月15日
公開日(公表日): 2011年06月30日
要約:
【課題】プリテンショナーをより一層効果的に作動させつつ、パイプの長さをできるだけ短くして重量を効果的に低減するとともに、ガイド部材の形状の制限を抑制し、更にリトラクタをより安価に製造可能にする。【解決手段】力伝達部材である複数のボールを収容するパイプ17との一端部17aには、突部からなる取付部17cが設けられる。また、ボールをガイドするガイド面18cを有するガイド部材18には、凹部からなる取付溝18aが設けられる。そして、取付部17cが取付溝18aに嵌合することでパイプ17はその外周で、フレームに取り付けられるガイド部材18に取り付けられる。ガイド部材18がパイプ17の外周に位置することで、パイプ17を短くすることができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
フレームと、シートベルトと、前記フレームに回転可能に支持されるとともに前記シートベルトを巻き取るスプールと、前記フレームに設けられるとともに緊急時に前記スプールのシートベルト引出し方向の回転をロックするロック機構と、前記フレームに設けられるとともに前記緊急時に作動して前記スプールをシートベルト巻取り方向に回転するプリテンショナーとを少なくとも備えているシートベルトリトラクタにおいて、 前記プリテンショナーは、一端部が開放端部とされたパイプと、前記パイプ内に移動可能に設けられるとともにスプールをシートベルト巻き取り方向に回転させるための力を伝達する所定数の力伝達部材と、前記パイプの他端側に設けられるとともに前記緊急時にガスを発生するガスジェネレータと、前記パイプ内に移動可能に設けられるとともに前記ガスの圧力で移動して前記力伝達部材を押圧するピストンと、前記ケース内に少なくとも回転可能に設けられるとともに、内周に複数の内歯を有しかつ外周に前記力伝達部材によって押圧される複数の被押圧部を有するリングギアと、前記ケース内でスプール側部材に設けられるとともに、前記リングギアの前記内歯に噛合可能な外歯を有しかつ前記スプールを回転させるピニオンと、前記フレームに取り付けられるとともに前記パイプの開放端部から飛び出した前記力伝達部材をガイドするガイド部材とを少なくとも備え、 前記パイプの開放端部の外周が前記ガイド部材に取り付けられていることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
IPC (1件):
B60R 22/46
FI (1件):
B60R22/46
Fターム (1件):
3D018MA02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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