特許
J-GLOBAL ID:201103084202704959

焼結鉱の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 森 哲也 ,  田中 秀▲てつ▼ ,  廣瀬 一 ,  宮坂 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-127319
公開番号(公開出願番号):特開2011-252207
出願日: 2010年06月02日
公開日(公表日): 2011年12月15日
要約:
【課題】希釈した気体燃料を供給することで、装入層全体の通気性を悪化させることなく、高強度の焼結鉱を高歩留で製造することのできる技術を提案する。【解決手段】前記擬似粒子表面に石灰石副原料と凝結材の外層を形成した調和平均径が1.31を超える擬似粒子を得る造粒工程と、形成された擬似粒子原料を、循環移動するパレット上に装入して、当該パレット上に前記擬似粒子原料の装入層を形成する装入工程と、装入層表面の炭材に点火炉を使って点火する点火工程と、気体燃料を装入層上方の空気中に供給して希釈して希釈気体燃料とし、該希釈気体燃料及び空気を前記パレット下に配置されたウインドボックスの吸引力により、上記希釈気体燃料を装入層内に吸引し、当該希釈気体燃料を焼結層内において燃焼させると同時に、装入層内に吸引した空気により、該装入層内の炭材を燃焼させることにより、焼結ケーキを生成させる気体燃料燃焼工程とを有する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
焼結原料を構成する返鉱を含む鉄鉱石原料と造滓成分を構成する副原料と凝結材とを造粒して擬似粒子化し、当該擬似粒子化原料を焼結機に装入して焼結する際に、 前記造滓成分を構成する副原料中の石灰石副原料および前記凝結材を分離して残りの焼結原料を造粒して、擬似粒子化処理を行い、その造粒過程の後半に前記分離した石灰石副原料と凝結材を添加して前記擬似粒子表面に石灰石副原料と凝結材の外層を形成した擬似粒子を得る造粒工程と、 前記外層を保有した擬似粒子原料を、循環移動するパレット上に装入して、当該パレット上に前記外層を保有した擬似粒子原料の装入層を形成する装入工程と、 装入層表面の炭材に点火炉を使って点火する点火工程と、 気体燃料を装入層上方の空気中に供給して希釈して、燃焼下限濃度以下の希釈気体燃料とし、該希釈気体燃料及び空気の混合気体燃料を前記パレット下に配置されたウインドボックスの吸引力により、上記希釈気体燃料を装入層内に吸引し、当該希釈気体燃料を焼結層内において燃焼させると同時に、装入層内に吸引した空気により、該装入層内の炭材を燃焼させることにより、焼結ケーキを生成させる気体燃料燃焼工程とを備え、 前記造粒工程で形成する擬似粒子径を、前記気体燃料燃焼工程での前記混合気体燃料の通風量を確保してカルシウムフェライト内へのアルミナ固溶量を抑制可能な粒径に選定したことを特徴とする焼結鉱の製造方法。
IPC (2件):
C22B 1/16 ,  C22B 1/20
FI (2件):
C22B1/16 K ,  C22B1/20 W
Fターム (10件):
4K001AA10 ,  4K001BA02 ,  4K001BA12 ,  4K001CA35 ,  4K001CA39 ,  4K001CA40 ,  4K001GA10 ,  4K001KA02 ,  4K001KA06 ,  4K001KA07
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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