特許
J-GLOBAL ID:201103086503780777

コンミテータおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津久井 道夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-154814
公開番号(公開出願番号):特開2011-015468
出願日: 2009年06月30日
公開日(公表日): 2011年01月20日
要約:
【課題】ヒュージング時におけるスパークや巻き線の溶断の発生を防止すべく、ヒュージング箇所において各セグメントの板厚を減少させることなく、ライザの座屈を防止し、各セグメントと樹脂部との密着性のよいコンミテータとする。【解決手段】樹脂胴体24は、モータ軸が挿入される貫通孔24aと、セグメント11aと嵌着させるために、貫通孔24aと平行で、樹脂胴体24の外周壁24cに形成された複数の保持溝24bとを備えている。各セグメント11aの内周壁11eに配される係止爪25を形成する際、第2肉薄部27fを形成することによって、係止爪25を形成するとともに、肉厚部27gを備える。各セグメント11aの樹脂胴体24に対する係合を強固なものとしながら、略中央の板厚27g(肉厚部)を板状母材の板厚と略同等とすることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コイルが巻装されたアーマチュアが回転する電動モータに設けられ、電流が供給されるブラシが摺接し、ブラシに供給される電流を前記コイルに供給するコンミテータにおいて、 前記コンミテータは、 絶縁性の樹脂により円筒状にモールド成形された樹脂部材と、 断面が略円弧形状の板状に形成され、径方向内側に向けて突出する第1および第2の係止爪が周方向に所定の間隔をあけて周方向中央の両側の内周壁に一体形成され、前記第1および第2の係止部により前記樹脂部材の外周壁に保持され、一方の軸方向端部の周方向中央にライザ形成部を有し、前記樹脂部材に周方向略等間隔にて取り付けられている複数のセグメントと、 略棒形状に形成され、基端部が前記セグメントの前記ライザ形成部に一体に形成され、前記コイルが掛けまわされるライザと、を備え、 前記セグメントにおいて、前記第1および第2の係止部の周方向外側の内壁に切りかき溝が形成され、前記第1および第2の係止部の間の前記セグメントの板厚が、前記第1および第2の係止部の周方向外側の前記セグメントの板厚よりも厚いことを特徴とするコンミテータ。
IPC (2件):
H02K 13/00 ,  H02K 15/02
FI (2件):
H02K13/00 E ,  H02K15/02 P
Fターム (12件):
5H613AA01 ,  5H613BB04 ,  5H613GA02 ,  5H613KK02 ,  5H615AA01 ,  5H615BB01 ,  5H615BB04 ,  5H615BB14 ,  5H615PP26 ,  5H615SS04 ,  5H615SS08 ,  5H615SS44
引用特許:
審査官引用 (3件)

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