特許
J-GLOBAL ID:201103087201296350

無線通信装置及び無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 高順 ,  井口 亮祉 ,  碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-145083
公開番号(公開出願番号):特開2011-234401
出願日: 2011年06月30日
公開日(公表日): 2011年11月17日
要約:
【課題】ランダム送信と定期送信を行う通信装置が混在する通信システムにおいて、各装置の通信期間を分離して、定期送信を行う通信装置が確実にデータの送信できるようにする。【解決手段】同一通信チャンネルにてデータの送受信を行うシステムで、ランダム送信を行う通信装置2Bは、定期送信を行う通信装置2Aからの送信データを受信し、定期送信期間テーブル20に記憶する。そして、受信した送信データ中の送信時刻と受信時刻に基づき時刻補正し、送信時刻に自身の時計時刻を同期させる。自身の送信データを転送する際は、自身の時計の時刻を送信時刻として転送する。ここで、受信した定期送信情報中の回数情報が、記憶する回数情報より小さい場合、受信した送信時刻に基づき時刻同期処理し、この処理対象となった定期送信情報にて定期送信期間テーブル20中の回数情報を書き換える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
データの送信要求が発生した際、通信チャンネルが空いているか否かを判定して、前記通信チャンネルが空いているときに無線によりランダム送信を行う無線通信装置において、 前記通信チャンネルを利用して、データの定期送信を行う外部の通信装置から送信される定期送信期間を表す定期送信情報と送信時刻を含む送信データを、前記外部の通信装置から直接、または、ランダム送信を行う他の無線通信装置を経由して受信可能な受信手段と、 前記受信手段が受信した前記定期送信情報を記憶するメモリと、 前記受信手段が受信した送信データに含まれる前記送信時刻と自身の時計から読み出した受信時刻に基づき自身の時計の時刻を補正して、前記送信時刻に自身の時計の時刻を同期させる時刻補正手段と、 前記受信した前記定期送信情報から得られる定期送信期間に自身のランダム送信禁止期間を設定して、当該設定したランダム送信禁止期間において前記ランダム送信の実行を禁止する禁止手段と、 自身の送信データを転送する際に、自身の時計から読み出した時刻を送信時刻として付与して転送する転送手段と、 を備え、 前記定期送信情報には、前記外部の通信装置が当該定期送信情報を最初に送信してから何度目の転送で届いたのかを識別可能な回数情報が含まれており、 前記受信手段より受信した定期送信情報に含まれる回数情報と前記メモリに記憶されている定期送信情報に含まれる回数情報とを比較し、前記受信した定期送信情報に含まれる回数情報の方が小さい場合、当該受信した定期送信情報に含まれる送信時刻に基づき前記時刻補正手段による時刻同期処理を実行し、 当該時刻同期処理の実行において利用対象となった定期送信情報に基づき、前記メモリに記憶された回数情報を書き換えることによって当該メモリに記憶された定期送信情報を更新すること を特徴とする無線通信装置。
IPC (2件):
H04W 74/08 ,  H04W 56/00
FI (2件):
H04Q7/00 574 ,  H04Q7/00 462
Fターム (8件):
5K067AA13 ,  5K067BB21 ,  5K067DD25 ,  5K067EE02 ,  5K067EE25 ,  5K067FF06 ,  5K067HH23 ,  5K067JJ16
引用特許:
出願人引用 (3件)

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