特許
J-GLOBAL ID:201103087800958891

シートの定着を兼ねた結露水回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 天野 泉 ,  石川 憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-202403
公開番号(公開出願番号):特開2011-050316
出願日: 2009年09月02日
公開日(公表日): 2011年03月17日
要約:
【課題】 多数のアーチ状のパイプなどで骨組みが構成され、この骨組み上にシートを展張させてなる温室において、シートを定着すると共に、シートの内面に結露した結露水を回収して外部に排水するシートの定着を兼ねた結露水回収装置の改良に関する。【解決手段】 シートの定着を兼ねた結露水回収装置は、開口巾狭の長尺な蟻溝フレーム2と、この蟻溝フレーム2の上部に着脱自在に引掛ける結露水ガイドフレーム1と、上記蟻溝フレーム2内に二重に重ねた上下一対の係止線条K1、K2とからなり、上記結露水ガイドフレーム1を傾斜片11と、この傾斜片11の基端に連設した係止片10と、上記傾斜片11の基端部上面に隔設した溝12とで構成し、上側シートS1の内面に結露した結露水Wを上記傾斜片11の上面と上側シートS1の内面との間に形成された隙間Aに回収し、上記溝12を介して下側シートS2の外面に排水させる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
開口巾狭の長尺な蟻溝フレーム(2)と、この蟻溝フレーム(2)の上部に着脱自在に引掛ける結露水ガイドフレーム(1)と、上記蟻溝フレーム(2)内に二重に重ねた上下一対の係止線条(K1)、(K2)とからなり、上記蟻溝フレーム(2)を水平底部(21)と、この水平底部(21)の両側辺から内側に傾斜しながら起立して内側に蟻溝(20)を形成する上下一対の側部フレーム(22)、(23)とで構成し、上記結露水ガイドフレーム(1)を傾斜片(11)と、この傾斜片(11)の基端に連設した係止片(10)と、上記傾斜片(11)の基端部上面に隔設した複数の溝(12)とで構成し、上記下側係止線条(K2)で上記係止片(10)を上記上側側部フレーム(22)に押圧すると共に、下側に延びる下側シート(S2)の上部を上記蟻溝(20)に定着し、次いで、上側に延びる上側シート(S1)の下部を上側係止線条(K1)を介して上記蟻溝(20)に定着し、上記上側シート(S1)の内面に結露した結露水(W)を上記傾斜片(11)の上面と上記上側シート(S1)の内面との間に形成された隙間(A)に回収し、上記溝(12)を介して下側シート(S2)の外面に排水させることを特徴とするシートの定着を兼ねた結露水回収装置。
IPC (1件):
A01G 9/14
FI (2件):
A01G9/14 N ,  A01G9/14 R
Fターム (3件):
2B029CA23 ,  2B029CA32 ,  2B029DA05
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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