特許
J-GLOBAL ID:201103089019184042

電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-057689
公開番号(公開出願番号):特開2011-193633
出願日: 2010年03月15日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【課題】起動過程で生じる突入電流を十分に抑制できる電力変換装置を提供する。【解決手段】制御回路30は、起動時に先ず接続スイッチ21及び連系スイッチ23をオフとし、初期充電回路24での直流電力の生成とインバータ回路20の動作とを行い直流側コンデンサC1及びフィルタコンデンサC2の充電を行う。次いで各コンデンサC1,C2が所定充電電圧まで上昇するとインバータ回路20を一旦停止して直流側コンデンサC1を電力系統12の整流電圧まで更に充電する。次いでインバータ回路20の停止時と同タイミングでの連系スイッチ23のオンによるインバータ回路20と電力系統12との接続と、接続スイッチ21のオンによる2次電池11とインバータ回路20との接続と、インバータ回路20の動作の再開とを行い、この起動時の相互の接続が良好に行われる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直流電力が生じる直流電源又は直流電力にて駆動される直流負荷と、3相交流電力が流れる電力系統との間に設けられ、相互間で直流-交流変換又は交流-直流変換を行うスイッチング回路を備えた電力変換装置であって、 前記直流電源又は前記直流負荷と前記スイッチング回路との接続を図る接続スイッチと、前記スイッチング回路と前記電力系統との接続を図る連系スイッチと、前記接続スイッチと前記スイッチング回路との間において前記直流電力を平滑化する直流側コンデンサと、前記スイッチング回路と前記連系スイッチとの間において所定周波数帯域の前記交流電力を通過させるためのフィルタ回路を構成するフィルタコンデンサとを備えるとともに、 起動時に前記連系スイッチを介さずに入力される前記電力系統からの交流電力を整流して直流電力を生成し、生成した直流電力を充電抵抗を介して前記直流側コンデンサに供給して充電を行う初期充電回路を備え、 前記起動時において先ず前記接続スイッチ及び前記連系スイッチをオフ状態として前記初期充電回路の整流動作による直流電力の生成と前記スイッチング回路の動作とを行って前記直流側コンデンサの充電、及び前記スイッチング回路を介しての前記フィルタコンデンサの充電を行い、次いで前記各コンデンサが所定充電電圧まで上昇すると前記スイッチング回路を一旦停止して前記直流側コンデンサを前記電力系統の整流電圧まで更に充電し、次いで前記スイッチング回路の停止時と同タイミングでの前記連系スイッチのオンによる前記スイッチング回路と前記電力系統との接続と、前記接続スイッチのオンによる前記直流電源又は前記直流負荷と前記スイッチング回路との接続と、前記スイッチング回路の動作の再開とを行って、前記直流電源又は前記直流負荷と前記電力系統との前記スイッチング回路を介した接続を図るべく制御する起動時制御手段を備えたことを特徴とする電力変換装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02J 3/38
FI (3件):
H02M7/48 L ,  H02J3/38 R ,  H02M7/48 R
Fターム (9件):
5G066HA01 ,  5G066HA13 ,  5G066HB05 ,  5H007BB07 ,  5H007CA01 ,  5H007CB02 ,  5H007CB05 ,  5H007CC23 ,  5H007GA03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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