特許
J-GLOBAL ID:201103090187538320

電圧型3相用インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-046373
公開番号(公開出願番号):特開2000-245163
特許番号:特許第3378209号
出願日: 1999年02月24日
公開日(公表日): 2000年09月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】ベクトル制御演算に基づくインバータ電圧指令信号を出力する電圧指令演算回路、及び前記インバータ電圧指令信号に基づきPWM信号を出力するPWM回路を有するインバータ制御回路と、前記PWM信号に基づき複数のスイッチング素子をスイッチング動作させ、これにより交流電力を出力するインバータ回路と、を備えた電圧型3相用インバータ装置において、前記インバータ制御回路は、デッドタイム補償電圧信号を生成する補償電圧演算回路を有しており、この補償電圧演算回路が生成したデッドタイム補償電圧信号を前記インバータ電圧指令信号に加算することにより、前記スイッチング素子がスイッチング動作する際のデッドタイム補償を行うものであり、また、前記補償電圧演算回路は、前記ベクトル制御演算を行うベクトル座標中に位相が60°ずつずれた6つの電圧ベクトルV1〜V6により画成される6つの電圧ベクトル領域I〜VIを形成すると共に、これら各電圧ベクトル領域に対して30°ずつ位相がずれた電流ベクトル領域I〜VIを形成し、各電流ベクトル領域毎に所定のデッドタイム補償電圧信号を予め設定しているものであり、前記インバータ回路の出力電流検出値に基づき静止座標系における電流ベクトル位相角θを演算し、この電流ベクトル位相角θが前記電流ベクトル領域I〜VIのうちのどの領域に属するかを判別し、その判別した電流ベクトル領域について設定された前記所定のデッドタイム補償電圧信号を生成するものであり、しかも、前記静止座標系における電流ベクトル位相角θの演算は、前記インバータ回路の出力電流検出値を用いて回転座標系における磁束電流成分及びトルク電流成分を求め、これら両成分から回転座標系における電流ベクトル位相角θ1を求め、この電流ベクトル位相角θ1 に、静止座標系に対する回転座標系の回転角θ0 を加えることにより、行うものである、ことを特徴とする電圧型3相用インバータ装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/537
FI (2件):
H02M 7/48 F ,  H02M 7/537 C
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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